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カテゴリ:自然観察
気温が久々に27℃まで上がってきましたので、暑くて窓を開けて網戸にしました。 すると、遠くでキリギリスが鳴いているようなので、散歩を兼ねて雑木林の縁に沿った道を歩いてみました。 キリギリスの声を聞くのは、私にとって今日が今年初めてになります。もしかしたら、もう2~3日前から鳴いていたのかもしれませんが気が付きませんでした。 小学生低学年の頃から高校生に至るまで、夏になると近くの原っぱに出かけてキリギリスを捕って、籠に入れて窓辺に吊し、風鈴代わりに鳴かせていました。 キリギリスを捕るのは意外に難しく、そおっと近づかなければなりません。辛抱強く、風下側からしのびより、やや柄が短めの網で素早くすくい捕ります。 キリギリスは眼も結構良さそうで、動く物体があると警戒しますので、スローモーションで身体を移動して近づきます。 私は比較的辛抱強い性格だと自分で思っていますが、多分このキリギリス捕りで培われたのではないかと思います。 そういうわけで、キリギリス捕りを、辛抱強さを要求されるような業態の会社の新人研修に入れては?なんて冗談交じりに言っていますが、大人になってからでは遅すぎますかね。 キリギリスは夏の風物詩の代表格ですが、これがエンマコオロギ、カンタンの声を聞くようになったら、「いよいよ秋ですか・・・」と一抹の寂しさを感じるようになりますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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