今年最初の作品
こちら神奈川、まだ雪も見て居りません。 幸達の竹工房は、小さな足ストーブが一個あるだけですが、 まるでエスキモーの様な防寒服に身を固め、 暖かい春を待ちながら、クラフト製作です。 で、 前述の変形竹からイメージした作品が、 ようやく今日、完成しました。 /> 材料の変形竹 この竹の裂けて巻き込んだ形状からのイメージは 着物の合わせで目で、自然が作り出したこの形状を そのまま使って作品にしたかったのですが、 出来たものは、これ。 聖母子(正面) 聖母子(横) 確かに、あの変形竹は使ったけれど、 イメージと出来た作品との距離はかなり遠かったようです。 では、また 皆様、ご機嫌よろしく ♪♪ ~~~~~~~~~~~フロク~~~~~~~~~~~~~ 「この作品のエピソード」 かって個展開催の時に展示した「和装のバイオリニスト」ですが、 これを見たお客様が、翌日、また現れ 一枚の写真を持参して見せていただきました。 そのお客様の叔母の若い女学生時代(大正)の写真でしたが、 何と、和装でポーズもこの作品そっくりで、バイオリンを弾く写真。 まるで、その姿を見て再現した様だと、お互いに驚きました。 大正時代にこんな姿が実際にあったとは。 バイオリンを作った時、演奏の人形も作りたくなって、 通常なら洋装の麗人にするところ、 天邪鬼の幸達、たまたま面白半分で和装での演奏姿にしたのでした。 以後、その人は、幸達の大フアンになって頂きました。