工房の大掃除
いやー、まだまだ寒いですねー。 齢のせいなのか年々寒くなる気がします。 地球温暖化とか寒冷化とか諸説聞きますが、 極端な気候変動には、人間も動植物も容易に順応出来ずに、 生存が危ぶまれるものが出て来ますが、幸達爺などは真っ先ですね。 そんな、地球規模の話は兎も角、 幸達、昨年8月末、脳梗塞を発症して入院し回復したものの、 年も改まって、そろそろ2月で半年に成りますが、 蕎麦屋の竹藪の工房は、ほとんど出入りもせずに放置状態です。 中は、埃だらけで、何かに服が触れると埃で白く汚れます。 まあ、工房再開と力んでも、まずは大掃除が第一の大仕事であります。 ウーム、苦手な掃除、どこから手を付けたら良いか、アー、ヤダヤダ。。 でも、これが済まないと、先に進めないのは事実。 で、意を決して大掃除を始めましたが、 同時に陳列棚の作品も埃を払って磨き、棚に戻すのですが、、 混み合って、もう棚から転げ落ちそうなので、 ついでに、棚を新たに3つ程取り付けたりしました。 いやはや3日掛かりの大仕事でありました。。フウ。。。 でもまあ、何とかマアマアの状態に成り、工房もようやく再開出来ました。 そろそろ、春の足音も聴こえてくることでしょう。 さあ、気合を入れて頑張りましょうか! あ、この際、幸達の粗末な手造り工房も、ご案内しましょうか。 では、 「工房外観」 外見は、オンボロ小屋ですが、割と広く機能充分です。 で、内部は4つのコーナーで構成されてます。 「電動工具のコーナー」 「細工テーブルコーナー」 「囲炉裏端コーナー」 ここは、当初、竹を燻したり、加熱して曲げる時用に造りましたが、 幸達は、加熱で曲げはせず、曲線は全て竹から切出す方法ですから 囲炉裏は、仲間との酒盛りバーベキュー用にしか使って居ません。 「作品陳列と談話応接コーナー」 幸達の工房にしては、充分過ぎる広さで勿体無いとも思えます。 しかも、家賃も電気代もタダ。 時々、蕎麦亭「竹葉庵】の竹林を整理しながら竹を切出しては、 タダで竹クラフトの材料に使うのみです。 ~~~~~~~~~~~竹クラフト以前の幸達~~~~~~~~~~~ 幸達が60歳で定年退職し、第二の人生の入り口で、 これから、どう生活するかを模索中、 ぶらりと立ち寄った本屋で見付けた模型シリーズ。 毎月送られてくる木製パーツ材を削ったり曲げたり して1年掛かりで木製帆船の模型を作るという物。 暇に任せて2隻も作りましたが、それでも暇を持て余しました。 やがて、材料から自分でやりたくなり、設計図を基に 竹を使って、何隻かの船を造ったりし、それが切っ掛けで、 とうとう我流で竹クラフトの世界に嵌まり込んでしまったのです。 「サン・ファン・バウチェスタ号」 大航海時代のスペイン艦隊の内の1隻です。 「カティサーク号」 近世、東洋とヨーロッパ間を最速で運行したイギリス帆船貨物船です。 幸達の、只今漂流中の難破船は、 いったい何処に向かって、何処に漂着するのでしょうか? では、又 皆様 何はともあれ、 ご機嫌ヨロシク ♪