カテゴリ:中国で働く
製造業を営んでいる工場ならどこでもそうでしょうが、顧客の納期を守るためや少量の試作品を運ぶために通常の製品出荷ルートとは別にDHL等の宅配を良く使うと思います。
うちの工場も小包の宅配を毎日と言ってもいいほど利用しています。 で、この宅配が以前よく問題になっていました。日本に3日前に送ったのにまだ届いていないとか、日本に送ったのにアラスカに行ってたとか。 なにせ、荷物がたびたび遅配をすることがあり、追跡してみると荷物を渡してから3日経つのにまだ香港に荷物があったりと言うこともありました。 なんでやねん?と言うことで、わが社の優秀な総務スタッフの懸命な?調査によって以下の原因が判明しました。 その時まで、うちの会社は、小包の委託を知り合いの業者(業者A)に委託していました。DHLで送るときは、DHLで送ってねと伝えていたし、伝票もDHLと書いた専用伝票で書いていたので業者AがDHLに持ち込んでいるものだと思っていました。 しかし、よく調べてみると業者Aは別の業者Bに持ち込み、業者Bも業者Cに持ち込み、ようやく業者CがDHLに持ち込んでいたらしいです。業者AからDHLの間に何社介在していたのかはしりませんが、とにかく業者AとDHLの間に何社も入っており、そのため、荷物の遅延や紛失が起こっていたようです。 そこで、わが社は今、DHLと直取引しています。赤と黄色のシャツを着たお兄ちゃんが来るようになってから、以前のような紛失騒ぎはなくなりました。また、日本へ翌日配達も可能なので重宝しています。だけど、値段は高い! なので、佐川も併用しています。佐川は安いが日本に届くまでに時間がかかる。それに、佐川は日本向けしか扱っていないようで、以前アメリカ向けの宅配をお願いしたら、断られましたから。どうやら飛脚は太平洋を越えられないらしい(笑)。 何でもありの中国なので、赤と黄色のシャツを着たDHLの兄ちゃんが集荷に来て、終わると会社の外でシマの青のシャツに着替えて佐川もやってんちゃうん?と思ったりもしてますが…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[中国で働く] カテゴリの最新記事
|
|