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テーマ:最近観た映画。(40126)
カテゴリ:本・音楽・映画・言葉
『めぐりあう時間たち』を観ました。
1920年代、1950年代、現代、と3つの時間軸で、 それぞれの時代を生きる3人の女性が主役です。 3人の3つのストーリーは交錯しながら次々と場面転換され、 3つが別の話のようでいて暗示的な関連性を持っています。 共通項は3人とも自分の存在意義・生きる意義に対して疑問を持っていること。 どの女性も不安定でナーバスで、 「自殺」という考えがいつも頭の中に居座っています。 メリル・ストリープもニコール・キッドマンもジュリアン・ムーアも、 みんなとても魅力的な女性を演じているのに、 人生の陰の部分を常に忍ばせ、時に表に表し、時に押さえ込む… という複雑で繊細な演技が素晴らしかったです。 はっきりいって暗い映画です。 難解で重いテーマです。 でも、救いのない映画ではありません。 共感できる女性の姿を描いています。 **************************** あ、監督は『リトルダンサー』の人なんですね。 リトルダンサーも好きです。 上映時に市内まで観に行きましたよ。 いい映画でした。 スティーヴン・ダルドリーさんかぁ、覚えておこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.03 01:27:09
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