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私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

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2024年05月15日
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カテゴリ:認識の歩み


室町幕府の財政は、
外国とくに明との貿易による利益が、
大きな財源となりました。

蒙古の来襲後も、
九州や瀬戸内海沿岸の住民は、
さかんに支那や朝鮮と私貿易を行っていました。

この貿易には莫大な利益がともない、
尊氏も天龍寺創建の費用を得るために、
一三四一(暦応四)年天龍寺船を元に派遣し、
一隻につき五、〇〇〇貫文の利益をあげました。

この支那との貿易関係は、
その後南北朝の内乱期に入ると、
倭冠の活躍のために乱されてしまいました。

明は倭冠を恐れて
日本商船の私貿易を禁止しましたが、
わが商人のなかには、
この利益の多い対明貿易が何らかの形で
再開されることを望むものがありました。

この商人の希望と貿易の利益が、
やがて義満をして
対明貿易を再開させることになりました。





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最終更新日  2024年05月15日 05時00分10秒
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