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びーちぇの別館

2006/02/22
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サンデープロジェクト12日の討論で、
所 功教授が「たらちね」という枕詞を取り上げ、
「日本はもともと母系社会で中国から男系社会制度を取り入れた」
などと言い出したのには、やれやれと・・・がっくり力が抜けてしまいました。

古代について誰よりも知っているという自負心から、
その一つの例として「たらちね」という枕詞をあげ、
「垂乳根の母」というヤマトコトバがあるように、古代は母系社会であったので、
女系天皇になることは何の問題もないという強硬な持論を展開しました。
祖神が天照大神という女性神であることも、彼の主張を強化しているようです。

でもね・・・言葉の解釈だけで、
実際に1500年以上も続いてきた男子男系の皇統を
変えられると思っていること自体が、
チャンチャラおかしいことではないでしょうか。
学問とは、そういうものなのでしょうか?


まず、実際はどうやって来たのか、事実はどうか。
長い長い時の流れの中で、智慧をしぼりながら、何度もの危機をも乗り越えて、
一筋に続いてきた皇統。
それ自体が、もう一つの証明なのだと思います。

小賢しい学問や、理屈はいらないのです。
この長い時間で変わらず続けられた事実のみが、
何より大事なもの、変えてはならぬもの
と、私たちに伝えていますから。




その上で、所教授にあえて言わせて頂きたい。
古代は女性社会というのは、あなたの思い込みではありませんか?

ヤマトコトバといっても、それは記紀以後の、
つまりはあなたの言う、中国思想や、社会制度が入ってきてからの、
すでに変わっていたヤマトコトバなのではないですか?

『古語拾遺』
「上古の世には未だ文字有らず」と書かれていることを、
本当に鵜呑みにしてしまっても良いものでしょうか?
この書は、807年に斎部広成によって書かれたのですが、
漢字が伝わり、国字化してから数百年後のことなのです。

『新撰姓氏録』815年によれば、帰化人はすでに上流社会の32%を占めていました。
実に10人に3人は大陸からの帰化人だったのです。
古代ヤマトコトバは、彼らの助けを受けてまず、漢語訳されました。
日本固有の感覚の薄い、伝統も知らぬ人たちによって訳されたのです。


そして現在の研究というものは、
歴史でも、和歌でも、文学でも、はては神事においても
これ以後の文献を足がかりに、成されたものに過ぎません。


また、古代の日本を知るために論拠としてあげるのが、
あの捏造好きの中国の文献「魏志倭人伝」なのですが、
こんなものが果して信用出来るのか?
一度彼の国の歴史を考えてみて下さい。
王朝が倒れるたびに皆殺しにし、歴史を書き換えるのは当たり前という国なのですからね。


さて、ヲシテ文献には
「タラ」「両親」を表す言葉と記されています。
「チ」は、血、智、そして道の意味だとおもわれ、父の役割の本質を指しています。
同様に、
「ネ」は根っこ、大地。また現世という意味も含まれ、この場合は身体を意味します。
母の役割の本質です。
男親を正式には「タラチヲ」と言い、タは略語。
同様に女親を「タラチメ」と言い、ラがその略語です。

タラチネ・・・すなわち「両親から受ける精神と身体」という意味が正しいと思います。

古代においては1字の文字が、様々の意味を持ち使い分けていましたので、
「チ」「ネ」も、あるいは「タ」「ラ」も、上記の意味だけが全てではなく、
従って、文脈により選ばなくてはならないことを覚えていて下さいね?
それが分からない漢語訳者たちの
超誤訳の代表は「ネノクニ」を、なんと黄泉の国と訳したことです。
ま、神話化するための意図的なものとも思えますが・・・

実際は「ネ」は北の意味もあり、当時の首都から北の方にあった、
出雲を中心とした山陰辺りを指していたのです!!!

        方角を表す字は次の通り。

        キ 東
        ツ 西
        ヲ 中央(都のあるところ。初は琵琶湖の辺り)
        サ 南
        ネ 北



さて、古代における父親の役割は、アメから受けたエネルギーである心・精神を与え、
また教え育てることにありました。
母はそのエネルギーを連れ合いを介して体内に受け、ツチ由来のエネルギーをその身に集めて命となし、
この世での見える身体というものを作り上げ、産み、養育します。

また二人の遺伝子とも思われるものが、タマノヲとなり、その子の見えない物質である
父由来の心や精神と、母由来の生命維持に必要な要求を結びつけ、
1つになったものを「タマ・シヰ」と呼び、それがコダネに宿り、命となります。

以上が、簡単に述べましたが、古代日本の生命哲学で、
ヲシテ文献各所に、それぞれの表現で記されています。

またマクラコトバも、枕詞では誤訳。

真っ暗な渾沌とした思いに、置かれた言葉なのです。
その一つの言葉がいわば種となって、
暗やみの中に光が射すように、精神が明晰になり、
思いがはっきりと掴めるようになり・・・そして、ウタになります。
ですから、
「真っ暗な渾沌とした想いの中に、種として置かれる言葉」
が意味として正しいのですが・・・

身体のケガレはミソギをしなさい。
そして心のケガレや迷いはウタを詠んで祓いなさい。
これは、その時代の教育の1つです。


このことは、後にウタを広め、その不思議な力を示したことで、
ワカヒメと褒め名を受けた、アマテルの実姉ヒルコが、
末弟ソサノヲに質問を受けて、教える個所に詳しく書かれています。

イサナミが産まれた御子は、4人です。
ワカヒメ・ヒルコ・・・次にヒヨルコという御子を宿されたのですが、流産されました。
そして年も中年にさしかかる頃、やっと祈りのうちに誕生されたのが、
日嗣の皇子「アマテル」イミナ(実名)は「ワカヒト」といわれます。
次には、ツキヨミ・モチキネ、末っ子がソサノヲ・ハナキネです。
上から下までは、大変年が離れています。

そして、いたずらっ子ソサノヲの起こした、熊野の山火事を鎮めようとしたイサナミは
火に巻かれて亡くなってしまいました・・・
そして、まだ年若のソサノヲを育て上げたのは、姉のヒルコでした。

以上のことは、ほんの概略に過ぎません。
ヲシテ文献には、その方々の性格や、業績も生き生きと記されております。

   02/23 一部分の文章を訂正致しました。





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Last updated  2012/01/30 05:05:38 PM
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