ココアののほほん日記

私達２人とも視覚障害者だけれど、今更視力が良くなるものでもないし、何とか今の状態を保持するのが精いっぱいってところです。
以前は遠方まで通院していたオトタマですが、たまたま近所に開業したこちらの眼科へと転院して以来、すっかりとお世話になっております。
そんなこんなで定期的に眼圧測定とかもしてますし、緑内障で殆ど失明状態のオトタマだけど、数カ月に一度の割で近所の眼科へ通っています。
ココアも不定期なれど同じ眼科で診察を受け、痒み止めなどの点眼薬を処方してもらってます。
この眼科クリニックは女医さんですが、サバサバと気さくな感じで、説明も丁寧にしてくれますし、何より世間話にもつきあってくれます。
コロナの影響でやたらと長い列が出来て列の尻尾はどこかとか、レジの周りの勝手や店員さんの対応が変わったり、非日常というのは目の悪い者にはやたらと動きにくくなったという話などにも耳を傾けてくれたりと、それだけでも有り難いのです。
主治医がこうして世間話に乗ってくれるって、我々にとってはすごく嬉しいし、心がほっと落ち着くんだよねとオトタマが言えば、
そうよねぇ、地域の中のクリニックだから、こうして皆さんの話から得るものもあるしねぇと先生。
そこでオトタマが一言更に突っこんで「ところで先生さぁ、歳っていくつなのぉ？」
そしたらその女医さん、キャッキャといきなり笑い転げちゃって、ちょっと恥ずかしそうに、それでいて歳は内緒みたいな感じで、いきなり乙女モード全開って感じで…
先生「えっ！ヤダァー、歳？内緒！」
オトタマ「だって世代とか気になるしー、いや、真面目な話し！」
先生「そんな、だって恥ずかしいでしょー！」
って、そこの貴女、いつものサバサバ系はどこに行ったんですか？急に乙女モード全開になっちゃてー？
もうマスクはしてるのだけど、先生すんごい照れてる？笑いながらしっかり解答拒否。
オトタマ「じゃぁ、何かで調べちゃお！」
先生「クフフッ」
最後の最後までこのノリで診察終了。
ちょっと可愛い先生発見。
こちらの眼科は地元のメディカルモールの中にあり、院内はシンプルですがそこそこに広くて明るい感じで、スタッフさん達も親切です。
でも本当です、大病院の腕利きの医師も勿論必要ですが、地域のかかりつけ医の存在も大切だとしみじみ思いました。