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シリウスの叡智―――魂の記憶―――

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2009.02.01
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カテゴリ:アセンション



       昨晩、何気なくTVのチャンネルを回していましたら、「 美の巨人 」とい
       う番組で、日本画家・版画家の加山又造を紹介していました。




       加山又造は日展の三山(東山魁夷・高山辰雄)の一人として有名ですが、彼は
       生涯に渡って、その画風が紆余曲折をしながらも、晩年には水墨画に落ち着
       き、見事な作品を残しています。




       彼の作品の中で、私が好きな作品は、≪凍れる月光≫と≪月光波濤≫です。




 

        加山又造≪凍れる月光≫(1981).jpg

                     加山 又造 ≪凍れる月光≫(1981)

 

 

      加山又造≪月光波とう≫(1979).jpg

                     加山 又造 ≪月光波濤≫ (1979)



    
       上記の絵はもちろん縮小されていますので、実物の迫力はなかなか伝わらない
       と思いますが、とても素晴らしい絵です。




       しかし、昨晩の「 美の巨人 」では、彼の作品の中から≪冬≫をクローズア
       ップして紹介していました。

 

 

       加山又造≪冬≫.jpg

                             加山 又造 ≪冬≫

 

 

       
       ≪冬≫という作品の何が面白いかと言いますと、この絵の真ん中を、縦の線で
       左右に分けた時に、左と右の絵が、まったく違う絵になることに気付きます。




       この絵の構図は、フランドルの画家ブリューゲル(1528頃~1569)の
       影響を受けたものであるようですが、私はそういった画法よりも、真ん中より
       も少し左寄りに描かれている、一本の木に止まっている一羽のカラスに視点が
       いきました。




       画面右側の絵には、複数のカラスが飛び交っていますが、左側に描かれたカラ
       スは群れから離れて、佇(たたず)んでいます。




       加山又造を研究している人の話では、この絵に描かれているカラスは盲目で、
       飛び立つことが出来ない―――と説明をしていました。そのためにこのカラス
       は、内面を見つめている―――とのことです。



  
       つまり、この盲目で飛び立つことが出来ないカラスに、画家(加山又造)の心
       が反映されている―――ということですが、私はその解釈の奥深さに、この絵
       の素晴らしさを見出したのです。




       と言いますも私は最近、“盲目”について、少し考えていたのです…。この
       世の世界を見るには“視力”が必要ですが、私は世界を見渡すことよりも、人
       の心にある内面の世界を見つめることの方が、どんなにも大切であるかを、つ
       くづく感じているからです…。




       視力があることはもちろん必要なことですが、目が見えることによって、かえ
       って心の世界の大切さを見失っている―――という逆説が生まれているのは皮
       肉なことです…。



  
       加山又造の≪冬≫は、一羽のカラスが、人に内面の世界を誘う―――点におい
       て、私はこの絵に興味が湧いたのです…。






       








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Last updated  2009.02.01 11:22:02
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なるほど   ぽち さん
 はじめまして興味深いブログですね! 

 検索していてこちらにたどり着いたのですが、ジュネシーンさんの記事は何日のに載ってますか? (2009.02.01 12:00:51)

Re:私の直前の前世 (927) 日本画家 加山又造の世界(02/01)   タケル0127 さん
彼の内なる心の変化を描いていっていると思います♪
(2009.02.01 22:04:33)

Re:私の直前の前世 (927) 日本画家 加山又造の世界(02/01)   通りがかり さん
そんなに加山の絵がいいですかね?
壁の飾り程度にはなるかもしれませんが
何がおもしろいか、さっぱり分かりません。 (2015.02.15 00:15:56)


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