下天は夢か

　　　　
　ロシアンフロントをプレイしました。もちろん、基本ルールのみの独り活動(ソロプレイ)。
このゲーム、ルールブックのcreditを見ると、1987年頃にHJ社よりライセンス発売されました。どうやら20年近く寝かしてあったらしい。お酒なら古酒の部類ですな。ずっとプレイしたいと思っていたアイテムです。
当時、ワタクシは花もほころぶ大学１年生、大学でシミュレーション研究部に入った頃。と言っても、プレイしたのは、ペナントレース(HJ)、エポックのパワーベースボール、カードゲーム、モノポリー、アクワイア、その他上海トレーダー、フンタなどなど、お手軽ゲーム、野球物、マルチばかりでしたが。

さて、ゲームの基本システムですが(基本ルール)、Zocは弱めで、補給線と増援でちょっと関係あるくらいで、後退や移動ではほとんど影響ない感じです。戦闘は相手のヘクスに入って行います。ちょっと、普通の作戦級とかとは違った雰囲気、でも簡単。マップは写真の通り、とてもきれいでプレイ意欲がわきます。ユニットの方は、単色数字のみ、まあ最近のゲームと比べれば見劣りしますが、シンプルなので見やすいとは思います。ルールが比較的シンプルなので、チャート類は少なめ、ルールブックも、基本で10p、上級で10p、選択で2pくらい？平易な言葉で書かれているので、斜め読みも可能。当時のHJの仕事にしては良くできています。ちなみに、最近出版されているゲームよりもずっと読みやすい(6A除く)。
　ではゲーム。20年寝かしたゲームはやはり面白かった！！
上の左が初期配置の全体図、右が北方軍集団と中央軍集団付近。一番ドイツ軍ユニットが詰まっている場所。配置は、30分くらいかかりました。でも、昔のゲームでトレイが付いているから、まあ何とかなります。配置はゲームのシステムが同機能するかわからないので、とりあえず適当。
ゲームは、なかなか面白かったです。ソ連軍だとフラストレーションたまるでしょうね。ドイツ軍は北島風に「気持っちいい～」。基本ゲームは第３ターン、1941年8月で終了。史実では、キエフ陥落前といった所でしょうか？今回は引き分け、勝利条件は、ドイツ軍がんばらないとちょっと大変です。左は終了時の写真。(鉄道のゲージ変換ルール忘れていたので、本当の展開は又異なると思われ…orz)
このスケールのゲームは初めてなので、とても新鮮で面白かったと思われます。是非いつかキャンペーンで。上級ルールもざっと目を通しましたが、基本に慣れればすんなりできるかと。量も多くないしね。もっと幅広い展開でプレイできると思うので、基本になれたら是非上級に挑戦の悪寒。ちなみに、いつの事になるか…最後に、トレイは絶対１ゲームに１つあった方が良い！！