(大塚周夫氏によるコルチャック予告編風に)
「ボスのビンセントにね、『事件記者コルチャック』の日本版DVDが出るらしいって言ったらてんで信用しないでやんの。いやだね~、まったく。
でも本当なんすよ、この話し」
と言う訳で本題。
先日なんとなく『事件記者コルチャック DVD』で検索したら通販サイトが引っかかり
「あれ?DVDが出るのか?」
と、記事を読むとメーカーはキングレコードみたいなので『キングレコード 事件記者コルチャック』で検索したら通販サイトが多々ひっかかるのでどうやら間違いないらしい。
さて『事件記者コルチャック』とはなんぞや?と言う方の為にちょと解説。
『チャーリーズエンジェル』や『バイオニックジェニー』等で有名な往年の日本テレビ日曜10時半の海外ドラマ枠。
1976年放送のコルチャックはその枠の第1弾番組であり、コルチャックが遭遇する事件の犯人がことごとく人間じゃない(不死の怪人、悪魔、狼男、吸血鬼、魔女等)と言う、その特異な内容と、大塚周夫や故木村幌氏ら芸達者な声優陣の秀逸な吹き替えで人気の高かったTVシリーズなんです。
1998年には全20話が全2巻のレーザーディスクBOXで発売。(シリーズ前の日本未放映な長編2本も字幕版で先行発売)日本語との二ヶ国語で、吹き替えのない部分は追加録音を敢行!
アメリカではシリーズ前の長編2本がカップリング盤で2004年にMGMから、2005年にユニバーサルより全20話のBOX(日本円で約3000円!)が発売されてましたが日本では初DVD化です。
国内盤は情報をまとめると2010年11月10日発売、メーカーはキングレコード。
5枚組(TV版20話のみで権利元が違う長編2本は未収録)
日本語吹き替え入り(レーザーディスク発売時にカット部を追加録音した完全吹き替え版)
定価21,000円、16pブックレット付きらしいです。
う~む、海外盤と価格差がありすぎだが海外盤には字幕も吹き替えもないし、何より吹き替えで観られないと意味が無いしな。
ちと懸念なのはレーザーディスクには収録された大塚周夫氏の名調子で語られる「日本版予告編」が収録されるのか不明な事。
又、レーザー付属のブックレットは全2巻に各10話の見所や全長版で初お披露目のシーン、追加吹き替え箇所や当時の演出家、プロデューサー、大塚氏へのロングインタビューが掲載されてたけどこれが再録されるのか?
インタビューは相当に貴重なので再録して欲しいがまったくの新編集というのは嫌だなとか、吹き替えは追加録音したついでに差し替えられた不適切部を元に戻して欲しいと思ったりして。
とにかく、詳細は情報解禁後で購入するかどうか判断ですが、なんだかんだ言っても買っちまうんだろうな……。(これに合わせてMGMの権利を持つ20世紀FOXさんも長編の国内盤発売をよろしく!もちろんカップリングで)
(2010年10月18日追記)
いつまで経っても公式に情報が掲載されないので、気になっていた点をキングレコードに直接問い合わせてみました。
質問は二つ。
1:通販サイトには「音声 日本語」としかなっていないけど、二ヶ国語の間違いではないのか?
回答「今回のDVDには原語、字幕は収録されていない日本語版である」
2:LDには収録されていた日本放映版予告編は収録されるのか?
回答「日本放映版予告編」については今回未収録との事でした。
予告編の未収録は予想通りでしたが、日本語のみというのは想定外でした。(LDですら二ヶ国語なのに!)日本語でしか視聴しないとしても、なんとなく中途半端な感が否めないですね。LD所有者としては微妙な気分です。
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