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テーマ:映画館で観た映画(8404)
カテゴリ:女子映画部
不完全燃焼
![]() 往復2時間かけて映画『ハチミツとクローバー』をわざわざ観に出かけたアタクシ。(助手席にはずきん ![]() あそこまで完璧な漫画を実写化するのは、やはり難しいことであるよ・・・ 『ハチクロ』の登場人物で一番好きなのはナゾ多き天才男森田サンで、次に(未自覚かつ周囲の期待を裏切る)おしゃれチャンプ山崎。 事前にキャストを見ている間は「なかなかいい線いってるかも」と期待していたのです。 確かに山田さん役の関めぐみさんは、まさにそのものだったような気がするわ( ̄m ̄*)本当に美しい。 はぐ役の蒼井優ちゃんの可愛らしい声や、 真山の姿勢の悪そうな背中とか・・・確かに実写化したらこうなるわ! 竹本君の不器用な青臭さもよく出ていたし。 それぞれうまいこと役にハマっていたのですけどねぇ・・・ 何が足りないか?と考えると、「漫画の随所に現れるギャグ的面白さ」なのです。 青春ラブストーリーがテーマなので、そこを強調してしまうとまとまる話も収拾がつかなくなるのかもしれない。 しかし、アタクシが見たかったのは ・山田さんの鉄人っぷり ・花本先生→はぐの溺愛っぷり ・森田サンの変身&奇天烈っぷり ・はぐの肉食っぷり などなど、「少林サッカー」や「下妻物語」ばりのCGを駆使してまでもやって欲しかった(´Д`;) 逆に真山のストーカーぶりは行き過ぎてます( ̄Д ̄;) 若干引きます ![]() 加瀬さんの真山姿(=メガネ姿)はアタクシ的にかなり好みでしたが、軽く凌駕する実写ストーカー真山 ![]() それでも川の土手を酔っ払った山田さんを背負うシーンはナカナカよかったです。 男子に背負われても、イタくない年齢までが青春なのだなぁ~ と(ずっと昔に青春と決別したアタクシは)しみじみ思ったのであります。 次に背負われてもサマになるのは「介護」の年齢ですな(ーー;) アタクシが一番納得いかないキャストは森田サン。 確かに伊勢谷さんはカッコイイ。いい男だわ。 しかし、アタクシの中で森田サンという人はもっと中性的であってしかるべきなのよね。 例えて言うなら、マシュー(藤井隆)くらいの中性さが欲しいところ。かと言って、マシューでは恋愛の対象にはならないのでそこが難しいところなんだけど。 伊勢谷さんには男の色気がありすぎるっ。違った意味でドキドキしてしまうのよ。 しかもマンガの中の森田サンは金の亡者 ![]() でも例の「醤油画(昇り龍)」は必見です!←漫画を読んだ人しか分からないわね。 最後に、 写真で一瞬しか現れなかった原田役の田辺誠一はもったいないワ~(アタクシは動く田辺誠一が見たかった) 本当に最後に 中村獅童がすごい職人なのかどうか、あれだけでは分からない( ̄~ ̄;) もっと職人っぽいウンチクとか、技が欲しいところ。 予告編で見た笑う大天使(ミカエル)のほうが面白そうだったのだけど・・・また同じ過ちを犯すかも? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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