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テーマ:映画館で観た映画(8413)
カテゴリ:女子映画部
職場に届いたFAXの頭紙に「KY」というアルファベットが書いてあって、「ヤダ~空気読めない(KY)人がこの職場にいるの~?」と思って、ウキウキしていました
![]() 後でKYについて確認したところ「K(危険)Y(予知)」だということが判明。 危険予知に関する書類作成の依頼だったらしい。 KY(空気読めない)のはアタクシか?( ゜Д゜) もう、紛らわしいアルファベットを使わないで欲しいものだわ ![]() 前回、マカル号を追跡した北陸道をまたまた北上して、映画「めがね」(←音が出ます ![]() アタクシの中で密かにブームになっている「もたいまさこ」を観るために。 もたいさんが演じるのは春になると、どこからともなく小さな手提げ鞄だけを持って南の島にやってくるサクラという不思議な女性。 聖母のような微笑みを浮かべて浜辺で「かき氷」を振舞っています。←かき氷の料金システムがまた謎。 サクラに続いて島に上陸したのは「携帯電話の通じないところに来たかった」というタエコ(小林聡美)。この理由からして、物語の中では何も詳細は明かされてはいないけど、日常生活に疲れた感がてんこもりな雰囲気。 そんなタエコが重そうなスーツケースを転がしてやってきました。 この映画のテーマでもある「たそがれ」初心者であるタエコはまだ都会の匂いみたいなものを感じさせます。 登場人物が皆めがねをかけているから「めがね」なんだろうなと思いますが、やはりもたいさんのメガネは別格です。 メガネだけではなくて、サクラがいつも着ているスモックみたいな丸襟ワンピースもかなりいい感じだったので、アタクシも同じようなヤツを入手する予定であります。 タエコの服もモノトーンが基調でシックだけれども、ディティールが凝っていて可愛らしかった。 「かもめ食堂」同様、おいしそうな(しかも身体に良さそうな)食事が出てくる出てくる。 前作の料理人は小林聡美でしたが、今回は宿の主人であるユージさん。 宿なのだから当然といえばそれまでだけど、普通の朝食みたいなものが美味しそうに作れる男の人っていいですね~ ![]() 旅に出るというのはご飯の用意をしたり、布団をたたんだり、みたいなこまごまとした日常生活からも解放されるからこそ意味がある、とつくづく思いました。 ストーリ自体は何か事件が起こるわけでもなく、平和な島のくらしがまったりと流れているだけなので退屈かもしれないけれど、サクラをとりまくオーラみたいなものに癒されました。 アタクシもサクラの漕ぐ三輪自転車の後ろに乗ってみたいです。このシーンはやさしすぎてなぜか涙が出そうになりました ![]() まぁ、サクラっていう人は優しいだけではなくて十分不気味でもあるんですけどね。 朝、目が覚めたら枕元にもたいまさこが座っていて、ぬぅ~っと自分を覗き込んでいたらコワイですよ(笑) 「メルシー体操」をしている真剣な表情や動きも「何かに取り憑かれた」ようで面白すぎます。 なのに、あの音楽がかかると手首を回したくなるから不思議です。 南の島の春のゆったりとした空気とBGMのチェロのやさしい低音の響きが重なって、(特に夏の海は大嫌いだけど)春の海辺っていうのもいいものだな~と思いました。 これから冬に向かう北陸ですが、春になったらたまには海を眺めに行こうかしら。 サクラさんのような素敵な人に会えるといいなぁ~ ![]() ![]() 季節限定でやってくる不思議な人。 「たそがれ」ることを目的とするための島の生活に馴染めるかどうかは、たそがれる才能がいるらしい。 春の終わり(梅雨の襲来)は物悲しいけれど、また来年も春がくればおなじみのメンバーに会えると思うとちょっと嬉しくなります。世知辛い日常生活も乗り切れるというものです。 小さなバッグ一つでふらりと「帰れる場所」や「休める場所」があるというのは素敵なことだなぁ・・・と羨ましくなるような映画でした。 期間限定で沖縄の島に滞在したり、ついに移住しちゃったりという人が増えているらしいですが、分かるような気がしました。 前にスカパーの「めがね」特集で、おすぎが「加瀬亮くんってホントに素敵ね~大好きっ ![]() 不思議なことにメガネをかけていない静止画の加瀬くんにはあまり魅力を感じないんだけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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