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昨夜は遅くまで大腸癌の新規(といっても保険適応になってから半年くらいたちます)抗癌剤の研究会に参加していました。
FOLFOX や
FOLFIRI をただやるだけではなく、
副作用を考慮して
OPTIMOX1 というやり方があって、さらに
OPTIMOX2 も検討されたが、どうやら OPTIMOX1 に軍配がある・・・
などなど、最新情報を改めて講演を聴くと納得させられます。
ネット上では、私は『
消化器癌治療の広場』をよく参考にしています。
新規抗癌剤というのは
アバスチン®(ベバシズマブ)です。
今はやりの“分子標的薬”で、抗癌剤というよりは抗癌剤補助薬ですね。実際に、単独ではあまり効果は得られず、FOLFOXなどと併用して効果がある薬です。
ただし、重篤な副作用があるために使用可能病院が限られている(もう解除されたかな?)くらいです。
癌がみるみる縮小していく、夢のような抗癌剤が次々に開発されていますが、日本ではなかなか認可が下りないのが現状です。
しかし、どんなに優れた抗癌剤でも、やはり『縮小・維持』が限界であり、根治にはまだまだ至りません。『
癌とのつきあい方』が大切ですね。
一昨日までは雪風がひどかったですが、昨夜は風もなく、深々と雪が降っていました。そして、今朝は綺麗な雪景色の完成です。