カテゴリ:趣味
購読している産経新聞に週1から2回、曾野綾子の随筆が載っていまして、愛読しています。 若い頃から彼女の考え方、生き方が大好きで、勝手に心の師と慕っています。 クリスチャンとして、人の中の善性と悪性をとことん考えた末のこの犯罪小説かと思いました。
宇野富士男は怒りをため込んでいた。去っていった妻に、自分を見下す義兄に、思い通りにならない生活に。 だから女性や子供を殺してもなんの自責の念も沸かない。標的を探してさまよう。 たまたま彼の目を惹いた豪勢に咲くアサガオに似た花「天上の青」。 その世話をしていた波多雪子は自宅で和裁をしている30代の独身女性。 宇野の不実を見破りながらも、否定はしない。訪ねてくれば扉を開け、話しを聞き、食事を分け合う。 それゆえ宇野は彼女を殺す理由を見つけられない、、。 些細な自転車との接触事故から、宇野の連続殺人は暴かれ逮捕される。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.08.26 00:07:25
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