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テーマ:THE ゴルフ(35)
カテゴリ:ゴルフ
女子ゴルフのマンシングウェアレディース東海クラシック(三重・涼仙GC=6472ヤード、パー72)は最終日の17日、福嶋晃子が2年ぶりに優勝し、日米ツアー通算20勝(国内18勝)を挙げた。優勝賞金は1080万円。15番で単独トップに立った福嶋はボギーなしの6バーディー、通算14アンダーのトーナメントレコードタイ記録をマークした。2位は李知姫(韓国)、3位は古閑美保。諸見里しのぶが8アンダーで4位タイと健闘。大会連覇を狙った大山は13位タイ。18歳の新人、有村智恵と横峯さくらは16位タイ。
▽諸見里しのぶ 9番で10アンダーにしたかったが、バーディーパットがけられてから、パターが入らなくなって、流れが逃げてしまった。 ▽大山志保 パターが今日もあまり良くなかった。チャンスを全然ものにできなかった。 ▽横峯さくら だいぶパターが自分のものになってきた。収穫もあったし、課題も見つかった。 ▽有村智恵 前半ショットが悪くて、どうしたらいいか考えながら回った。(初の賞金獲得は)独り暮らしをしようと思っているので、その資金にします。 ◇勝負師よみがえる 33歳の福嶋が2年間のブランクを乗り越えて復活した。東海クラシックの優勝は9年ぶり2度目。「やっとという感じで、何か信じられない」と胸の内を語った。 前半、李が豪快なティーショットと攻めのパッティングで5バーディー、1ボギーとスコアを伸ばし、福嶋が2打差で追いかけた。 明暗を分けたのは14番。李が1.5メートルを外してボギー、福嶋は5メートルのバーディーパットを決めて並んだ。15番では、8メートルのロングパットを沈めてトップに躍り出た。18番では池越えの2打がバンカーに入った。だが、「グリーンの近くに寄ればいい」と計算通りのアプローチで、3打目のバンカーショットをグリーンに乗せた。最後は1.5メートルのバーディーパットを決めると、感極まって涙を右手でぬぐった。 昨年1月、脱きゅうした左足くるぶしを手術し、1年間テーピングをした。「足が元に戻るのか」と落ち込む時もあったが、今春ランニングの時間を増やして基礎体力をつけた。「いろいろあったけど、得るものもありました」。プロ15年目のベテランは勝負師としてよみがえった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月17日 22時42分19秒
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