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テーマ:旅のあれこれ(10280)
カテゴリ:チュニジア編
どちらかと言えば都市部よりも、田舎な景色や、民族衣装を着た少数民族や その土地の先住民族なんかが出そうな場所が私の萌えポイント。 目的地へ行く途中に、古そうな村なんかが見えたりすると、目的地そっちのけで 村を歩きたい気持ちの私を止められる者は誰もいない。 1日車をチャーターして、クサールからクサールへ巡る途中に、、いかにも古そうな村が! あぁっ、こんな村を歩いてみた~い! 「さっき通り過ぎたのは、なんていう村なの?」 「ベルベル人の村だよ。そこには寄らないよ。この先に良い景色の所があるから」 運転手の言う良い景色というのは、山や土漠が見渡せる ひらけた場所。 いや、そんなところじゃなくて、ベルベル人の村がいいですぅ(´∀`;) 運転手さん、戻って下さい、お願いしますぅ…。お願いお願い…。 「時間がないよ~、じゃあ10分だけだよ、夕方には僕は家に帰るんだ」 10分だけかよ!それだけで、村のベルベル人とふれあいが持てるかよ!( ̄△ ̄;) 持てないけど、いいよそれで。運転手さん、家に帰りたいんだよね。 うおー、村までダッシュ! 村に入った途端に、ベルベル人の子供達がよってくる。 お~、しあわせ(´∀`) 「どこから来たの?日本から?こっちに来てよ、いいもの見せてあげる」 時間がないので、どこでもいいから素直に連行されてみる。 連れて行かれた家は、大量のオリーブからオイルを採っている作業場のようだった。 チュニジアはアフリカの1番北端に位置するため、地中海に面しており、すぐ対岸は イタリア。イタリアに負けず、ここでもオリーブがとても豊富に取れる。都市部以外では、 遥か彼方まで延々と連なるオリーブの木々を見渡せる素晴らしい景色を堪能できる。 彼方まで続くオリーブの木 ロバに挽かせる オリーブを絞る オリーブオイルを作っている所なんて初めて見たぁ。 このように、ロバにぐるぐる挽かせている。そして大量のオリーブを絞っているのだった。 私はオリーブが大好きなので、オリーブを毎日食べられるチュニジアは堪らない! どんな料理にもオリーブとオリーブオイルがたっぷり使われているんだもの!(^¬^) まだ町へ出る前の、できたてのオリーブオイルを舐めさせてもらった。 あぁぁぁ、んまいっ!(^▽^) フランスパンにつけて食べさせてもらうと、あぁいくらでも食べられる~。 こんなにおいしいオリーブオイルを初めて食べた。そりゃそうだ、出荷前だもの。 これ以上新鮮なものがあるだろうか? はっ、しまった、運転手が待っている。早く車に帰らなくっちゃ。あぁ惜しい~。 「すごく楽しかったよ~、ありがとう、もう行かなくちゃ」 「ちょっと待って。気に入ったなら、これ買って行かない?できたてだよ。安くしとくよ」 うお、そう来るか!そんなオチかよ(゚∀゚;) 「この入れ物に詰めてあげるから」 空になったミネラルウォーターのペットボトルだった。しかも、汚い。 しかし、それしか無いので仕方が無い。ありがとう。 プチ工場見学(?)ができて、とっても楽しく、充実した20分間だった。 あ、運転手さん、待たせてゴメンね(´∀`;) → へ、ヨロシクです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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