ちょっとずうずうしいお願いだったかな~?
4月に入って次男坊の慣らし保育始まり気持ちを切り替えて新たな気持ちで春を迎えているのになんと身の回りで理不尽な保活の実態が次々と明らかになり一体何を誰を信じたらいいんだ!ととってもがっかりすることが多い今日この頃でもあります。どんな手段を使ってでも入ってしまえばこっちのもの!という自分本位な大人が多いのは非常に残念で仕方ありません。なんだか悔しいやら悲しいやら複雑な気持ちで次男坊を抱っこして長男のお迎えに。長男の通う保育園に行く途中の目と鼻の先のところにこんなに素敵な保育園があります。これ、宮崎駿さんが設計し建てられたジブリで働いている人のための保育園その名も「三匹の熊の家」と言います。つい最近、宮崎駿さんと養老孟司さんの特別対談「虫眼とアニ眼」で宮崎さんが、ジブリの保育園に地域の方も受け入れてもいいかなと思っていると言うようなことをおっしゃっていたのでそれを真に受けた私。宮嵜さん本人に直談判してきちゃいました。こんなずうずうしいことをお願いしに行く人は他にいないだろう・・・と夫に言われちゃいまして自分でもそう思います。ははは~宮崎さんは、小さい子どもを連れている大人には特にとってもやさしく受け答えしてくださいます。3ヶ月の息子を抱っこして伺ったので「可愛い盛りだね~」と息子をなでなでしてくれながら話をしてくれました。ここから宮崎さんのお話・・・地方自治体から補助をもらうといろいろややこしいことがくっ付いてきますので好きなことをやるためにまったく企業負担でやることにしました。この保育園には、部屋の中に階段があったり、はしごがあったり、穴が空いていたり、それから伝統的な日本の畳や床の間や障子が入っているような不思議な建物です。庭には山や大きな石や、いかにもぶつかると痛そうな石の階段や砂の坂道や、それから落っこちそうな池があります。子どもたちをそこに放つとハラハラドキドキ鳥肌が立つような恐怖を感じます。しかし、子どもたちは環境を利用して敏しょうに転がって、泣きもしないのです。池の中に入って遊び、木の実を拾って食べ、はいながら砂の坂道を登り、滑り降り、本当に見事なものです。この保育園を作った結果、私たちは子どもの未来を不安に思うよりも子どもたちの持っている能力に感嘆する毎日になりました。と言うお話を聞いてますます「ここの保育園いいな~」とおもってしまった私。でもね、まだ社内の人だけなんだってさ!残念!!こんな風に直接お願いしてきた小金井市民は初めてだよ!と宮崎さんに言われちゃいました。へへへ~子どもみたいに、楽しそうだから仲間にい~れて!と言ってしまえる私のような人の行動を「直情径行」というのだそうです。広辞苑で調べたら・・・「相手の思惑や周囲の事情など気にしないで自分の思ったとおり行動すること」とありました。はぁ~確かに!!これ、私の長所でもあり短所でもあるところ。だから私の人生山あり谷ありなのね~