ケータイが変る
昨日の日経の朝刊TOPはドコモの次期高速携帯についてだった。2010年にスーパー3Gという100Mビットの通信速度を持つ携帯になるらしい。100Mというと光ファイバー通信並みだ。とここまで書いて「光通信」並みと表現してないことに気が付いた。リードでは光回線並みの速さと表現されているし、記事中では光ファイバー通信並みとなっている。光通信はかつて問題になった企業名なのだ。しかも今また元気になっているらしい。今はリンクした佐々木俊尚氏の記事によれば、シャープのコピー機の販売と保険の販売がメインらしい。本来、営業力が強い企業だったようだ。ところで100メガビットになると、無線LANスポットを探して漂流する私のようなPCモバイラーはいなくなるかもしれない。WZ-03SHは大きすぎるし、WZ-03esはキーボードが小さすぎる。PHSなので通信速度もけっして早くない。アメリカではブラックベリーが流行のようだが、あのスタイルも似たりよったりだ。ケータイを中心に置いて、未来の情報行動を考えてみるというのを今年のテーマにしてみようかな。早速、オサイフ携帯の発案者である夏野剛氏が書いた『ケータイの未来』という本を買ってみた。身の回り30センチから携帯が手放せないという今の若者たち。auの月々の請求書にはパケット定額でなければいくらという表示が出るが、それが10万円を越すという高校生たち。ホームページも携帯のブラウザの進化により、PCサイトと携帯サイトの融合が始まっている。通勤電車の中はかつてはコミック誌を読むサラリーマンが多かったが、今はみんなケータイとにらめっこだ。早速、海外メディアはその異様な光景を配信したらしい。どうも今年はケータイが新しいフェーズに入りそうな感じだ。