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前回の続きです。 7人目として仮面ライダーに選ばれたのが、凶悪犯として刑務所に投獄されていた浅倉 威(演・萩野 崇氏)である。 この男の登場により、ライダーバトルは一気に加速していくことになる。幼少期より多くの犯罪に手を染め、浅倉の心には良心など全く存在しない。 自分が気に食わなければ力づくで全てを叩き伏せて来た凶悪な男である。北岡も浅倉の弁護を引き受けたが、あまりの犯罪歴にどんな強引な手を使っても無罪には出来なかった。 それを逆恨みした浅倉に北岡は付け狙われることになる。 浅倉が変身する仮面ライダー王蛇。 杖型の「牙召杖ベノバイザー」にカードを装填する。ベノバイザーを武器にすることはなく、専らの武器はソードベントのベノサーベルである。 王蛇が契約しているモンスターは浅倉に相応しい猛毒を持つコプラ型のモンスター「ベノスネーカー」である。 ファイナルベントはベノスネーカーの吐く毒液で勢いをつけ、二段蹴りを叩き込む「ベノクラッシュ」である。 13人の仮面ライダーの中でもトップクラスの実力を持ち、劇中ではガイ、ライア、インペラーと3人の仮面ライダー命を奪っている。 更には契約のカードを余分に所有しており、ガイのモンスターであるメタルゲラスと、ライアのモンスターであるエビルダイバーを自分の物にした。 そして、ユナイトベントのカードで3体のモンスターを1つにし、「獣帝ジェノサイダー」を召喚することができる。 この時のファイナルベントは「ドゥームズデイ」である。 劇中の登場回数は2回と少ない。 王蛇は単体でメタルゲラスとエビルダイバーを使っている。 3体のモンスターと契約しているので、餌を与える為に浅倉は幼い少女すら利用する非情な男でもある。 浅倉に続き登場したのが東條 悟(演・高槻 純氏)。 英雄になる為に仮面ライダーとなった大学生。性格はやや情緒不安定な部分ある。自らが英雄になる為に恩師ですらその手にかける冷酷な性格をしている。 東條は仮面ライダータイガに変身する。 契約してるモンスターはデストワイルダー。 ゲスト扱いライダーにも関わらず召喚機とフィギュアのR&Mシリーズが商品化されると遇な扱いを受けている。 召喚機の「デストバイザー」は斧として使用可能だが、タイガは肉弾戦ではデストクロ―を使用している。ファイナルベントは「クリスタルブレイク」。 最期は車に轢かれそうになった親子を庇い、絶命してしまう。皮肉にも東條は自分の命と引き換えに英雄の称号を手にする。 東條の大学で教授を務めている香川英行(演・神保 悟氏)は独自に神崎が作ったデッキを解析し、自らの手でカードデッキを作り上げる。 目にしたもの全てをその脳に記憶してしまうという恐るべき記憶力の持ち主でもあり、一度の戦いだけでナイトの動きを全て見切るほどの実力を見せる。 嘗て神崎と同じ大学に在籍し、その際に神崎のミラーワールドの研究資料をちらっと見たが、それを理解することが出来なかったらしい。 私生活では妻子が居る。 自分の作ったデッキで変身した姿がオルタナティブ・ゼロ。 正式なライダーではなく、疑似ライダーという扱いになっている。 蟋蟀型のサイコロ―グと契約している形になっている。 バイクにも変形することができる。 ファイナルベントは「デッドエンド」である。 香川がミラーワールドを閉じる答えに行き着いたが、それには神崎優衣を抹殺するしか方法がないと考え、龍騎とナイトと対立することになるが、最期は自らの教え子である東條の裏切りに遭い、絶命する。 真司達と香川の抗争を知り、自らを売り込んで来た男が佐野 満。父親は大企業の社長だが、自身は勘当されている。金儲けの為にライダーになったらしい。 レイヨウ型のギガゼールと契約しており、インペラーに変身する。 膝のガゼルバイザーにカードを装填し、戦う、戦闘スタイルはムエタイを源流としている。 ファイナルベントは「ディバングドライバー」。 金儲けの為にライダーになったが、バトル中に父親が急逝。遺言により自らが父親の会社を継ぐ大企業の社長になり、美しい女性とお見合いで知り合い、全ての願いが叶った事からライダーバトルは事実上のリタイア状態に。 しかし、ライダーの非情なルールは佐野に幸せを与えようとはしなかった。その最期は東條の裏切りに遭い、王蛇によってカードデッキを砕かれてしまった事により、ミラーワールドからの脱出が不可能になってしまった。 降りしきる大雨の中、鏡の破片に映る元の世界と彼女の姿を見つめる佐野・・・「幸せになりたかっただけなのに・・・」彼の悲痛な言葉は誰に届くこともなく、佐野は消滅する。 続く
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