前回の日記に少し関連して思ったこと。。。
結婚してからブランが悪いほうに変わったのって、
お支払いの仕方くらいで、後はいいほうにしか変わっていない気がする。
体重は出会った頃の重さに戻そうと日々努力はしてくれているから、
特に問題にしていない。
逆に私のほうが服装に構わなくなったり、お化粧しなくなったりと
変わってきているのを自覚し、ちょっと反省しました。
私は、いつまでも恋人同士のような夫婦関係が理想なので
もう少し努力しようと思った。
そういえば、そんな努力などしようとも思わなくなるような
男性もかつていたことを思い出した。
彼の名誉のために、詳しくは書けませんが、
元彼の中にこういう人がいました。
付き合って間もない私の目の前で、鏡に向かって何かを始めた。
なんだろうと思って見てみると、鼻毛切を使っているところでした。
ガガガガガガと頭をかいて、ふざけて私のほうにフケを落としたり、
シャワーの後、いつまでもいつまでも裸でうろうろ歩き回ったり、
おならやげっぷも当たり前。
汗っかきなのにすっ裸のままソファに寝そべって、
ビールを飲みながら大きなげっぷをして、
ぐわっははははははは!
とTVを見て大笑いをしている。
『彼、もう私に恋していないのでは?』と思いきや、
そういうわけではなく、とても大事にはしてくれていた。
誠実で、浮気とかしなそうなタイプだったし。
(中身はちょっとSATCのハリーに似ていたかも。)
でもね、
食事中にいきなりげっぷをしたかと思うと、
「美味しかったね。デザートは何がいい?」
と言われても、ねえ。
「愛してるよ」
と抱きしめられた途端におならするなんて、しょっちゅう。
もちろんそれだけが理由で別れたわけではないけれど、
私が彼に別れを告げた理由の一つが
百年の恋も冷める、そのデリカシーのなさだったかもしれません。
そういうタイプの男性のほうが気をつかわなくていい
と言う女性も絶対にいると思うけれど、
(ちなみに上述の元彼は、私がごめんなさいをした直後に付き合った女性と結婚しました。)
私はどうしても駄目でした。
ブランはどちらかと言うと、他人行儀なくらいに
気をつかってくれるほうだと思う。
いえ、気をつかうと言うよりも、繊細な性格から来ているのかも。
TVを見る時も、ソファでゴロンと寝転がっているのはいつも私だけ。
彼はきちんと座って、テーブルが汚れないように私の飲み物の下に
コースターを置いてくれる。
家は土禁なのだけど、夏の間はいつも裸足でいる私に対して、
絨毯が汚れるといけないからと必ずソックスかスリッパを履くブラン。
いまだに裸で家の中をうろうろ歩いたりしないし、
着替えている時に私が偶然側を通ると、「お!」と隠したりしている。
『ああよかった、まだ女として見てくれているのね』、と安心する。
「ブランさんはきちんとし過ぎていて、気苦労。
一緒にいると気を使ってイヤ。」
と母は言うが、私はそれくらいの人のほうが好きなの。
彼のような人だと、目の前で緑色のパックをしたり、
カーラーつけたまま寝たりはなんとなくできないでいる。
不便だけれど、彼とならお互いにときめいていられるための
ちょっとした努力が続けられるし、
ずっとそうしていたいなと自然に思ってしまいます。