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巨人の桑田投手をスランプから再生させたことで有名な、古武術研究家の甲野氏の話を聞きに行きました。
話の合間にいくつかの「技」を見せてくれましたが、それがなんだかすごいっ。(@_@) 片手で90キロ位の人を持ち上げたり、腰砕けの状態から人を投げたり、サッカー選手のガードを楽々とすり抜けたりetc. 以前、某道場で「薄氷を踏むような動き」という言葉を教えてもらったことがありますが、実際に見たのは初めてでした。 足の裏に体重がまったく乗っていない状態? 科学的には説明できないけれど、すべて身体を使いこなすということなのだそうです。 身体感覚を研ぎ澄ますと言うことなのでしょうか? 「身体を細かく割っておく」という表現をよくされていました。 そして、その電光石火(この言葉も初めて人の動きとして実感しました)の動き。 私も武道は多少かじっているのですが、抜刀した刀の動きにしろ、手刀や杖の動きにしろ、まったく見切ることができませんでした。 対峙した人によると、本当に相手が目の前から消えてなくなるという感覚だったそうです。 話の中で印象に残ったのは、「ありえないことは世の中にいくらでもある」ということです。 例えば、風の吹く方向に動く帆掛舟しか知らない人にとっては、風さえあればどんな方向にでも進めるヨットはありえない存在でしょう。 なんだか、新しい扉が開いたような感じです。 また武道を始めたくなってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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