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先日、龍氣さんの日記で紹介されていたアフガニスタンに初の女子校を建てるというチョロネ・プロジェクトの趣旨に賛同して、ほんの少し寄付をさせてもらった。
そんなことはすっかり忘れていたのだが、きょう、そのプロジェクトの推進者であるカブール在住の北原さんからお礼のメールが届いていた。 しかも、通りいっぺんの定型的な文章ではなく、わざわざうちのサイトを訪問してくださったようで、それに対する感想まで書いてあった。 忙しい人に、こんなメールをいただくほどの金額を送ったわけではないので、ちょっと恐縮してしまう。 ということで、遅ればせながら私の日記でもご紹介させていただくことにしました。 -------------------------------------- (以下、北原さんからのメールを龍氣さんの日記から転載させていただきました。) 私は3年余り、アフガニスタンの東北地方バダクシャン州ファイザバードで国連機関に勤務していました。 (現在は転勤で首都カブールにて勤務しています) そして、仕事を通じ必要性を痛感した僻地での初の女子校建設プロジェクトを、多くの方々に支えられつつ個人プロジェクトとして開始しました。 昨年始まった女子校校舎建設工事は80%ほど終了し、雪が解け道路が開通する5月か6月に工事再開後、夏の工事完了を予定しています。 約半年に一度の一時帰国時に報告会を開催し募金を募っていますが、あと約38,000ドル(約4百万円)程で工事を完成できます。 次回の夏の帰国でも報告会を開催させて頂く予定です。 NGO組織と違い、私はまったくのボランティアでこの活動を行っています。 ウェブサイトを作成してくれている友人も、日本の事務局を手伝ってくれいる友人もまったくのボランティアです。 そのため、寄付して頂いたお金はそっくりそのままプロジェクトの工事資金に運用させていただくことが出来ます。 ご寄付下さった方々、報告会にご参加くださった方々などはホームページ上で支援者の方々として感謝を込めて紹介させて頂いています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ● チョロネ・プロジェクト誕生の経緯 バダクシャン州ログ地区は、ユニセフの妊産婦死亡率調査によると世界で一番妊産婦死亡率の高いところと判明しました。 適切な医療施設がないことや、適切な知識を持った産婆がいないことなどが、その大きな理由です。 産婆の知識は教育によって培われますが、保守的なログではその教育が女子には行われていませんでした。 また、教育の機会がないため女性の識字率は1%。 女性が妊娠や出産、衛生保健に関する基礎的知識を得る機会もありませんでした。 またこのログ地区は、山岳地のため一年の半分は雪で道路が通行不可となり、外部から遮断されます。 そのため冬の期間は生産活動は非常に困難となり、貧困を強いられています。 実際に、WVP(国連世界食糧計画)の調査では、ログは高食糧不安定地域と判定されたのです。 このような厳しい環境の中で、保守的な人々も徐々に女子教育の重要性を認識し始めました。 財政的に困難な州教育省を支援し、ログに女子校を建設するためチョロネ・プロジェクトは生まれました。 ● ご寄付受付 資金のご支援について アフガニスタンに女子校を建設するチョロネ・プロジェクトは、数多くのみなさまからのご支援によって実現を目指しております。 チョロネ・プロジェクトの趣旨にご賛同くださいました方々からの資金のご支援をお待ちしております。 <お振り込み先> 東京三菱銀行広尾支店 普通1214072 チョロネ・プロジェクト お問い合わせ mailto:chorone@coeurecette.jp ● チョロネプロジェクト事務局 蛭田 信次 (ひるた しんじ) 株式会社クゥールセット内 〒106-0047 東京都港区南青山5-4-5 サンビューハイツ南青山212 TEL:03-3499-7100 FAX:03-3499-7101 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「女子の識字率1%」には、心が痛みました。 ここ何年が、学びたくても学べない子供たちに、堪らない気持ちになるのは、私も年をとったからなのかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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