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カテゴリ:親の出番
オリンピックで男女共サッカーチームが健闘している。日本のサッカーは強くなったなあ、としみじみ思う。
子どもたちが中学生の頃、息子のクラスメート(サッカー部のゴールキーパー)のお母さんが話していたのを思い出した。「自分の息子が活躍する姿を見たい。でも息子が活躍する時はいつもピンチの時。そうなるととても試合を見ていられない」と。 確かにそうだなあ、と思った。チームがチャンスの時ゴールキーパーはテレビの画面に映らない。ゴールキーパーがテレビの画面に映るのはチームがピンチの時だ。 私は気が小さい。息子の野球の試合も、娘のテニスの試合も、心臓がバクバクしてとても見ていられなかった。大きな試合の前は私自身がご飯を食べられなくなった(苦笑)。それでは子どもはよけいプレッシャーを感じるから、できるだけ言わないようにしていたけれど。 辛いのは子どもが負けることではない。辛いのは、負けたり失敗したりして子どもが悲しそうにしているのを見ることだ。 本当は親もゴールキーパーみたいなものなのだと思う。子どもが成果を収め上手くいっている時に親の出番はない。むしろ子どもが辛い時、苦しんでいる時、ピンチの時こそ親がそこにいる意味がある。だからもう少し頼もしい親になりたいなあ、と思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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