カテゴリ:本・コミック
乙一さんという方の本 初めて読みました。
主人公は 五月という9歳の女の子。 でも21ページで お友達の弥生ちゃんに突き落とされて死んじゃうの。 でもでも ず~っと死んだはずの五月の視線で物語りは進むのね。 弥生ちゃんとおにいちゃんの健君は 五月を必至で隠す。 見つかりそうになりながらも あっちこっちと。 花火大会の夜に とうとう見つかりそうになるが そこにいたのは・・・ ってかんじね。 殺されたはずの五月の目線で進むって 面白いよね。 それがうらみつらみの言い方じゃなくて 淡々と見ているのね。 弥生ちゃんが わたしの足を持って・・・とか 本当にに淡々とね。 のどかな田園風景 子供たちの歓声 牧歌的な田舎の様子 老人達のゲートボール そのあちこちに 死体を隠すべく右往左往するきょうだい。 そのコントラストというか 表裏がおもしろいね。 キライなんだけど ホラー作家ってカテゴリーに入るらしい。 でもおもしろかったよ。 もう一つ入っていた 「優子」という小説もおもしろかったよ。 最後の最後で ああ~!逆だ~!! って叫んだもんね。 ぜひ読んでみてね。 夏と花火と私(わたし)の死体 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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