カテゴリ:本・コミック
包帯クラブ 天童荒太作 読みました。
話題のこの本 やっと読みました。 ストーリーは 傷をもっている高校生男女4人~6人のおはなし。 傷を負った場所に包帯を巻いて手当てをする。それは必ずしも体じゃなくて。 いまのいままで赤い血が流れていて そこに包帯を巻くことによって 手当てをされたような。 何も出来なくて苦しんだ場所にもまいて それは何も出来なかった・・という 心の傷を確認するための包帯。 それで避けていたものと向き合うことが出来る。 心の傷を仲間に伝え みんなで包帯を巻く。 泣きながら 喧嘩しながら。 そうやって仲間もふえる。 高校時代と 今現在のメールとが交錯するけど まったく違和感もないし。 どっちも 現在形でかかれているけど。 なにか 事件や 山・谷がないといやな人には おもしろくないかもね。 これは 現代を生きにくいとおもう子供たちの 不器用な生き方が書いてあるのね。 ああ~これで傷つくんだな~とか 思うよ。 もっと こう考えろよ~って思うけど それって ただ回避したいだけの大人のずるさなのかな。 おいらも ずるい大人なのかな。避けてばかりなのかな。 確かにO型てんびん座 争いは避けたいタイプ。 まあまあまあ・・・って いなしちゃう。 でもそれって 小さく何かが積もっていくのね。 自分でも本当は気がついているけど。 でも けんかはしたくないし 見たくもない。 だから・・でも・・・ なにか 心の底にを見透かされるような そんな感じがする 本。 じわじわ売れているのがわかるな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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