カテゴリ:本・コミック
読書日記 ためちゃってまして・・・
最近読み終わったのは 重松清 作疾走 横山秀夫 作半落ち です。 疾走は文庫本上下二冊で。これは重かった。どうやってあのジャニーズの男の子が これを演じたんだろうか・・・・ 窓から広大な干拓地と海が見える町に暮らしていた中学生のシュウジ。 頭のいい兄と父母で暮らしていた。その兄が壊れていき とうとう犯罪を・・・ それからこの家はみなばらばらになる。シュウジも犯罪者の弟としていじめられ・・・ 中学の卒業を前に 家を出る。そこで待ち受けていたものは・・・・・・ 壮絶なというのがぴったりかな。 こんなことってあるのかな。 本だからねって 片付けてしまいたいようなこと。でもありそうなこと。 つらいことはすべてもっていったシュウジ。 聖書と初恋?の女の子そしてもう1人の女と神父様が心の支え。 つらいラストなのだけれど 灯りもともっているのね。 新しい命と 新しい人生。 ただただ 優しい子。神様はみていてくださるから。 お次は 半落ちね。 これ先に映画で見ちゃって。 もやもやが残っていたので 本を読んだのね。 妻を殺害しました と出頭してきた現役警察官 梶総一郎。 なにもかも素直に明かすのだが 殺害から自首までの二日間のことは頑として語らない。 完落ちしない訳はなんなのか・・・・ こういうお話ね。 映画では早くにその理由がわかっちゃって ええ~?これで終わり~?まだあるよね~? って思ったけど それだけだったって たしかここにも書いたはず。 本では これにかかわるそれぞれの人の視点で進むのね。 警察・検察・記者・弁護士・裁判官・刑務官 それぞれが梶の事件に関わっていて その視点から進むの。いつもは 横山さん そういう風に書いてそれぞれ短編になるのに これをつなげるなんて いいアイディアだわ~ えっと 内容ね。まあみなさん 知っていると思うので ストーリーは省くけど いつもどうり その警察と検察同士の内情が細かく記されていて そうか そんなに面目立てないと進まないものかとか 記者とも取引をするのかとか 弁護士なんてすごいな~って思うじゃない? でも それはそれで 思い悩むことはたくさんあって。 本当に内情に詳しいな~って 違う意味でも感心するよ。 はっきりいうと どんなに可哀想でやったにしても 梶は妻殺し。 なのにずいぶん きれいに書いたな~ってのが感想ね。 いつまでも 周りの誰もが 梶をかばうような・・・ そこがちょと解せなかったけど。 でもまあ 不覚にも?ラスト15行で うるっと・・・・・ そこか そこに持っていくか・・・ やっぱ親子物には弱いな~ はい。 今は ず~っと飾ってあった亡国のイージス(上)に取り掛かっております。 映画物 続いてるな。ってか ルビーの指輪が・・・♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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