カテゴリ:本・コミック
福井晴敏さんの 亡国のイージス(上) 亡国のイージス(下) 読み終わりました。
分厚いのが二冊。もうだいぶ飾っておいたのだけど・・・ 意を決して読み始めました。 読み始めると案外? すらすら行ったね。 最初テンポをつかむまでちょっと時間がかかったけど。 船の詳しい様子や ミサイルの説明はざ~っと。 だって想像もつかないし・・・・ あまり知りたくもないしね。 こんな武骨?な男達の間で起こったことを読んで涙するとは・・・!! てか やっぱ どんなミサイルやなんとかとかなんとかとか?があったって 最終的には 人なんだな。作ったのも人。それを使うのも人。 使わず違う手立てを考えようとするのも人。 鉄壁の要塞の船の中で もがいて苦しんで。肉体的にも精神的にも。 静かな狂気の中に落ちていくもの。 いいのか?これでよかったのか?と問い続けていくもの。 事前の調査で政府の裏組織から派遣されて乗っている者。 息子を政府に殺された艦長。それを慕うものたち。 それを利用するある国の反乱者。最後まで自分の船だ!として戦う伍長。 映画ではストーリーを追っていくので精一杯ね。しかたないよ。時間が絶対足りないもん。 でも本では 一人一人のことが詳しく載っていて。 一応 主人公から見たら敵とされる者の過去も悲しい。 すごい長い本だったけど 先に映画を見ていたので 想像しながら読めたの。 また映画を見直そうかな~ やっと意味がわかったってのがあるからね~!! 声が出たもん きょうだいだったんか~!!ってね。 へへへへ・・・ 一回目のほろりは・・・下巻214ページ 「絶対に死ぬな。これは他の全部に優先する至上命令だ」「・・・・了解」 うおおおお~ いいね~ 男だね~ 同じ釜の飯を喰った仲だしね。 早いうちからお互い何か惹かれ合っていたしね(いや 恋愛とかじゃないよ) これから突撃する男同士の たった二人の仲間同士の会話。 ほろりときたわ。 あとはラストね。生きていたんだ!!!!ってわかったときと 最後の最後 船に思いっきり手を振るところ。 子供の頃にしていたこととおなじことをして。 今は全て変わってしまったのだけど なぜかすがすがしくて。 つらい内容が多かったけど すっきり終われたわ^^ はあああ~ 終わった~ 今話題の?愛国心満載。それがそれぞれの人を通すと こっちに曲がりあっちに曲がり。 国を守り 自分の地位を守り 船を守り 自分の家族を 自分を守り。 守りたいものってなにかな~ 自分は。 なりふりかまわず 突撃していけるものってあるかな。伍長みたいに。 見つけられるのが幸せ? そんなのない時代が幸せ? 本の中で書いてあった社会に反するようなこと 話してたり聞いてたりしたら それだけで捕まる世の中になるらしいね。 現実のほうもこわいですから・・・・・ 水平線の光の中、また逢えたら オール・アバウト・如月行 Cーblossom(1)←いそかぜ乗船前、如月行は1人の少女に出会った・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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