花の命はけっこう長い

　保育園への道の途中、取り壊し中の家があり、そこに小さなショベルカーがあるので、車大好きな息子は毎朝大興奮！今日も「ショベルカー！」と喜んでいたところ、隣のお家からなんと、鴨の親子が！

　お母さんを先頭に、５～６羽の子どもたち。ちょうどお家の方が出ていらしたので、「オタクの鴨ですか？」と聞いたところ、「違うの、出てきたらいたのよ」とおっしゃるので、どうやらこのお家に迷い込んだ模様。近くに鴨が来ることで有名な、大きな池のあるお寺があるのでそこのかもかしら、なんて話していたところ、なんと！

　道の端っこを歩いていた親子、ちょうど細長い穴のあいた排水溝の上を歩いてしまい、小さな子が１羽、落っこちてしまいました。

　「ア～落ちちゃった！！」と叫ぶだけの私。どうしようもありません。「え～、落ちちゃったの！？」とその方も慌てましたが、大の大人２人してなす術無し。そんなことが起きていることに全く気づいていない様子のお母さんは、子どもたちを引き連れてお寺とは逆方向へすたすたと歩いていってしまいました。

　かわいそうだなあ。朝からかわいらしい光景を見たなあと微笑ましい気分になるところが・・・。今頃どうしてるだろうなあ。