花の命はけっこう長い

　お昼を食べてから、ちょっと自転車で買い物に出ました。今日の東京は、直射日光は暑く感じるくらい、いい天気です。まさに秋晴れ♪行楽日和です。

　うちは子どもたちが風邪気味なので、家でおとなしくしています。子どもが昼寝している間に私だけお出かけしてこよ～と思い外に出ました。いやあ、気持ちいい。

　自転車で走る道すがら、どんぐりが落ちてないかなあと見ていたのですが、やはり今年は出来が遅いんですね。猛暑の影響だそうです。山の熊さんたちもえさが少なくて困っているんだとか。

　１０月ももう少し涼しくなったらどんぐりもたくさんとれるかな、なんて考えながら走っていたら、目の前におっきなキンモクセイの木。たくさんんつぼみを付けて、既にいい香りがあたりに漂っていました。

　夫はトイレの芳香剤みたいな香りが嫌いだ、と言うのですが（まあ、そう思えなくもないけど）、私はキンモクセイが香り出したら本格的な秋に突入だなあという感じがして好きなんですよねえ。咲き出すとあちこちで一気に咲いて、どこでもキンモクセイの香りが楽しめるでしょ。こういう香りの花って、楽しめる時期は意外と短い。年中咲いてるわけじゃないから、この季節ならではの楽しみ、っていうところが好きなんですよ。香りとともに季節の移り変わりを感じるなんて、まさに四季のある日本だからできることじゃありませんか。こういうとき、日本にうまれてよかったなと思いますよ。

　咲き出したらあっという間に満開になるキンモクセイ。今年もその香りをたっぷりと楽しみたい♪