原発再稼働候補は支持しません - 静岡の市民団体が宣言(19日の日記)
静岡県の市民団体は来る統一地方選の立候補者全員に、原発再稼働に反対か賛成かアンケートを行い、その結果を公表し、団体としては再稼働賛成候補は支持しないことを宣言することにしたと、7日の東京新聞が報道している; 中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の再稼働に反対する3つの地元市民団体が6日、4月の統一地方選に向け「『原発再稼働』の候補は支持しない住民宣言」を発表した。「同様の意思表明が全国各地に広がってほしい」と訴えている。 3団体は、御前崎市の「浜岡原発の危険から住民を守る会」と「浜岡原発なくそう吉田町民の会」、島田市の「浜岡原発はいらない島田の会」。 原発再稼働を阻止する意思表示として、国会議員や首長、議員などの選挙で再稼働を訴える候補者は支持しないと宣言し、住民に再稼働反対をアピールする。統一選では3市町の県議選候補者と、吉田町長選、町議選の立候補予定者に原発への姿勢をアンケートし、結果を公表することも予定している。静岡県庁で会見した吉田町民の会の島野房巳さん(82)は「昨年12月の衆院選で再稼働問題が争点にならなかったのはおかしい。有権者に指標を示し、争点化したい」と話した。2015年3月7日 東京新聞朝刊 12版 3ページ「原発再稼働候補 支持しません」から引用 過去の自民党の選挙のやり方を振り返ると、いつも肝心の争点は隠して、集団的自衛権行使をどうするか、原発再稼働は賛成か反対かという議論を避けて「アベノミクスで景気が良くなる」などと誤魔化して選挙戦を逃げ切ることで票を集めてきました。こういうやり方に騙されないようにするには、市民の側から全ての立候補者に平等にアンケートを取り、誰と誰がアンケートに協力しなかったか、返ってきた結果では誰と誰が原発推進派なのか、投票前の有権者に周知する、これはかなり有効な手段ではないかと思います。是非とも全国で実施してほしいと思います。