Serendipity

​​​​​​​​​​​​​皆様、ご存知でしたか？

おととい3月10日（日曜日）は、TOEIC Listening & Readingの公開テストの日だったんです。

そして、わたくし…

実に9年ぶりに、TOEICを受験してまいりました！



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かなり昔に、​MY TOEIC History​という記事を書いたことがあり、ここに私のTOEIC受験の全記録が書かれているのですが…。

その記事を読んでいただくとおわかりいただけますとおり、2010年1月の試験で990点を取得して以来、私のなかでTOEICに関する時が止まっておりました。

…そして、あれから時は流れに流れ。

さすがにスコアを更新しておかねばならないだろう、と。

1トントラックよりもはるかに重かったであろう腰を上げ、受験を申し込んだのが1月末のことでした。

…でも、運の悪いことにそのあと急に体調が悪くなってしまって、ほとんど勉強もできないままに時ばかりが過ぎて行きました。

今回の受験は無理かもなあ…でも、受けなかったら支払い済みの受験料がもったいない…もったいないぞー！！！

…と、貧乏根性だけを支えに受験してまいりました。


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「ほとんど勉強ができなかった」とは書きましたが、さすがに少しはやりました。

特に、2016年から出題傾向が新形式になったとかいうことでしたから、ちょっとは対策しないと…と思い。

本屋に足を運び、まず選んだ本がこれ。

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TOEICの対策本が多すぎて、もうなにがなんだかわからないうえ、あまり時間もないので、1冊で全パートがシンプルにまとまっているものを選びました。本の装丁がかわいらしいのにも惹かれました。

さて、この本を一通り解いて傾向を把握したのが、2月の最終週から3月の1週目のことで…。


結果、「リスニングがやばそうだ…」と思い、試験の3日前にリスニングに特化した本を追加購入。

TOEIC(R)TESTリスニング問題集NEW EDITION [ 松本 恵美子 ] 価格：1512円（税込、送料無料) (2019/3/12時点) 楽天で購入

こちらの本には模試が3回分収録されているとのことで…「残り3日あるから1日1回やればちょうどいい！」

…と思って買ったけど、いまいちやる気が出ず、結局試験の2日前に1度だけやりました。

でも、なんかこう、自分なりに解き方のコツが見えてきた感じ？


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さらに、リスニングとリーディングの両方を合わせた模試も1度はやらねば…と思い、こちらの本の模試の1回目を試験前日の夜の9時から2時間かけて解きました。

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…ギリギリすぎるだろ～。

それはさておき、あくまで模試ではあるのですが、自己採点の結果、リスニングの方は495点が取れていました。

しかしながら、リーディングは時間が足りず…時間内では最後の10問が解けませんでした。

というわけで、時間内に解けた90問分の結果を換算表に照らし合わせてみたところ、​リーディングの方は465点​とのこと。

495＋465＝960点

…という結果でした。

（ちなみに、あと11分かけて残りの10問も解いたのですが、それも点数に入れることができれば、リーディングのスコアも495点でした。時間内に解けなかったのが惜しい！）


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さて、そんな状態で試験当日。

今回の試験会場はとある大学だったのですが、郵送されてきた受験票によると、最寄駅から徒歩25分とありました。

……これは、嫌がらせか…？

徒歩25分とか、遠すぎるだろ～！

と、かなり気持ちが萎えましたが、受験料のことを思えば、徒歩25分も否めません。


ちょっとさびれた感じのその大学の最寄駅に着くと、TOEIC受験者の群れというか、人びとがぞろぞろと歩いていく流れができていましたので、私も何の疑いも持たず、彼らについていくことにしました。

すると。

なんか、やたらマニアックな行き方というか、​「地元の人しか知らないだろこの道？！」​みたいな道を通るんですよね。

もしこの群れがTOEIC受験者の群れでなかったとしたら、もう私はどこへもたどり着けない…と、一抹の不安を抱えながらも、群れからはぐれないよう息を切らしつつ、もくもくと歩き続けること25分…無事、試験会場の大学が見えてきました。よかった～！！


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さて、なんとか無事に会場入りし座席に着くと、試験開始までの間は、マークシートの表面に受験番号・名前・アンケートなどを記入して過ごしました。

時間があまってしまったので、残りの時間は目をつぶり、心を落ち着けることにしました。

心の中では、リスニングセクションのPart3・Part4の解き方をひたすらシミュレーションしたり、リーディングセクションの時間配分を考えていました。


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そして、試験開始。

なんというか、久しぶりの試験に緊張してしまったのか、それとも慣れないところを25分も歩かされて疲れ切っていたのか。

リスニング中に集中力が切れて、時々ボーっとしてしまいました。例えば、「さっきのごはん…」とか「うちのぬいぐるみ…」みたいな感じの、なんの脈絡もない邪念が私の思考を邪魔してきました。これは現実逃避でしょうか？

リーディングセクションは、自分をものすごく急かして取り組みましたが、やはり時間的に厳しかった～。きっともっと計画的にきちんと勉強していれば、問題をさばくコツみたいなのもつかめたんだろうなあ…。


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というわけで、今回は「なんだかなあ…」な感じのTOEICでした。

リスニング中に、ごはんだのぬいぐるみのことだのを考えてしまったのは何だったのか…？

ともかく、前日の模試ぐらいの点数が取れていれば万々歳ですが、どうだったでしょうか。

とはいうものの、なにはともあれ何とか試験を受けてくることができたことがうれしくて、清々しい気持ちで家路につきました。

少しだけど今回身につけることができたコツを忘れないうちに、近々もう一度TOEICを受験してみようかなあ…などとも思っています。そのときは、もっときちんと対策もして、ですね。



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