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テーマ:中学生ママの日記(17700)
カテゴリ:おお、思春期か!
本当なら卒業式の予行演習に出るはずだった娘。
保育器にいた頃から診ていただいている 眼科医による検診のために欠席。 (娘のクラスでは、 相変わらずインフルエンザが猛威をふるい、 ついでにこころが既に高校へ飛んでいる生徒の サボリも横行しているらしい) 午後のスケジュールに今日中に仕上げるべきレポート と、気が気ではない私。 だって、教授の診察ってものすごく待つんだもの。 ところが、さすが平日、 思っていた以上に早く終了。 ばんざーい! 帰宅途中で書店に寄り、 とあるコミックの最新刊を購入。 移動中に読破したものの、続きが読みたくてたまらないらしい。 そんな娘との帰宅後の会話。 「最近、TVを見るのが面倒くさくなっちゃったんだよね。 アニメ見てても、結局オープニングと、 エンドロールの声優さんのところしか ちゃんと見てないし」 ふ~ん、どうして? 「活字のほうが色々イメージ出来るでしょ? 」 そりゃあ、そうだけど(やっと気がついたか)。 「上手な描写だと、文章だけで充分なの。 それ以上はいらないっていうか」 ふん、ふん。 「想像力がかき立てられるほうがいい」 もしかしたら、アニメだとイメージが限定される? 「そう」 思い描いていたのと違うってこともあり得るし。 「そうなの!」 ようやくそのことに気づいたか。 人の想像力の素晴らしさ。 それをかき立ててくれる文章の素晴らしさ。 ようこそ、活字の世界へ。 映像はイメージを固定化する。 ときに嘘もつく。 一方で、真実を写し出すこともある。 活字は、イメージをかき立てる。 頭の中に様々なイメージを思い浮かべること そこから、探究心が育っていくのだと私は思っている。 ある文章から、どれほどのイメージを 思い描けるかということは、 逆に、読み手に どれだけのイメージを思い浮かべさせられるか という勝負どころでもある。 うん、そこのところに気づいて欲しかったんだ。 いつも受け手の“私”から、 送り手の“私”へ。 あと、もう一息。 夫に比べて、 TV画像と音声をインテリアのごとく扱う 必要性を感じていない私たち。 TVなしでも生きていけるかも。 ほんの少し前までは、 アニメを観るためだけに、 娘はTVを重要視していたのだった。 ま、いいけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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