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カテゴリ:将棋
Bonanza Feliz:5位(ここより決勝シード)
初参加で優勝(しかもノートパソコンで!)し、 さらには特番でトッププロ渡辺明竜王(当時)との対局が行われたりもした。 当時は全く用いられていなかった全幅探索を採用し、 さらにチェスの技術を応用した、人間同士の棋譜からの学習(Bonanzaメソッド) そしてソース(ソフトの元になった仕組み)の公開などと、 話題に尽きない画一的なソフト。 ソース公開により、多数のソフト制作者がソースの解読に努めることとなった。 今回は前回2位の「文殊(辞退)」が用いた合議制(沢山のBonanzaが多数決を行う)に興味を持ち、 文殊チームと共にTeam bonanzaを結成するにいたった。 なお、Bonanza単体のfloodgateレートは一般のパソコンだと2500くらい、(アマ六段レベル?) 高性能なコンピュータだと2700くらい。 合議制によりどのような効果が出るかは未知数であるが、 現在の所、オリジナルのレートとあまり変わらず2500強となっている。 大槻将棋:2位 上位常連のソフト。 前回は念願だった決勝シードを獲得した。 現在floodgateレートは2450くらい。 上位ソフトの中で、実物を入手できないソフトのうちのひとつ。 GPS将棋:1位 東大大学院の研究員らが開催するGPS(ゲームプログラミングセミナー)によるソフト。 初出場時(第11回)ではエラーを繰り返し、最下位となったが、 それから成長し、中堅常連となる。 そして、前回見事優勝を果たした。 このときのハードとソフトのfloodgateレートは2900程と過去にない強さであり、 前回の決勝のレベルの高さを物語っている。 なお、floodgateの運営はこの開発陣が行っている。 ソフトのDLは可能だが、出来ればLinux系で動かした方がいいそうだ。 前回出場し、今回出場しないソフトは以下の通り。 漫遇将棋:42位 ニュース等で話題になった京大教授(助教授?)によるソフト。全敗ビリ。名前はハブ(羽生名人)とマングースから。 HIT将棋:38位 人間のような思考を作ることを目指している。 WILDCAT:24位 Bonanzaメソッドを試そうとして断念。 マイムーブ:19位 モチベーションの低下? K-Shogi:9位 高機能で人気のフリーソフト。 KCC将棋:4位 北朝鮮発の、設定ミスで優勝を逃したとされる強豪古参ソフト。バリュー将棋として売られている。 文殊:3位 複数のBonanzaによる合議制で入賞。今年はBonanza Felizと合わさった形となる。 今回は参加数は過去最多(第11回と同じ)の55個。 さて、今回はどのようなドラマが生まれるのか?? 意味がないとわかっていながらも、予想してみる。 1次予選 1ponanza:31位 2棋理:第18回9位 3芝浦将棋:初 4Staty:初 5奈良将棋:第18回7位 6Tohske:30位 7歩角GPU将棋:初 8稲庭将棋:初 ―ここまで1次予選通過 9メカウーサー:初 (実質28位) 10飛角:初 11ツツカナ:初 12海角 メイ:初 13Dias R7:初 14無明:初 15神乎棋技(神の一手):第17回21位 16Selene:初 17鈴木将棋:36位 18STR:初 19GA将!!!!:35位 20エデン:初 21白砂将棋:33位 22デーモン将棋:37位 23なのは:32位 24Shogi Boy:初 25まったりゆうちゃん:29位 26臥龍:27位 27椿原将棋:第17回40位 28あうあう将棋:26位 29ym将棋:25位 30隠岐:34位 31なり金将棋:28位 32LeChat:初 33井上将棋:前回41位 34こまあそび:39位 35Soliton:初 36Tohu:40位 (実質55位) 2次予選 1激指:6位 2習甦:8位 3ボンクラーズ:16位 4備後将棋:14位 5YSS:7位 ―ここまで2次予選通過 6Blunder:10位 (実質9位) 7奈良将棋:第18回7位 8柿木将棋:13位 9SPEAR:12位 10ponanza:31位 11芝浦将棋:初 12みさき:20位 13棋理:第18回9位 14きのあ将棋:19位 15竜の卵:11位 16TACOS:17位 17Shotest:22位 18うさぴょん:21位 19山田将棋:15位 ―ここまで2次予選シード権獲得確定 20Tohske:30位 21歩角GPU将棋:初 22ゆめき:23位 23Staty:初 24稲庭将棋:初 (実質27位) 決勝リーグ 1GPS将棋:1位 2激指:6位 3Bonanza Feliz:5位 ―ここまで決勝シード権獲得確定 4習甦:8位 5ボンクラーズ:16位 6備後将棋:14位 7大槻将棋:2位 8YSS:7位 余りにも伏兵が多すぎる&不確定要素が多すぎるので、 前述の通り、この予想には全く意味がないが、 これまでになくハイレベルになることだけは容易に想像が付く。 さて、どのソフトが優勝するのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.04.17 21:20:13
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