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テーマ:映画館で観た映画(8409)
カテゴリ:映画・TV
「あのザ・リングの作者の・・・」なんてついている映画。
「ザ・リング」と言っても、日本の「リング」ではありません。アメリカ版の方です。 アメリカ版の「ザ・リング」・・・ 日本の「リング」のリメイクと言ってはいますが、ストーリーはなってない、こわくないで、私にとっては近年稀に見るひどい映画でした。 唯一貞子の代わりにサマラと名付けられた女の子の存在のみが「リング」の原型を留めていたという感じ。 この作者が作ったストーリーって言われて、見る気があまり起こらなかったのは確か。 けれども、この映画が二番館に流れて、そろそろ上映も終わりらしいと思われた頃、いつもの「一応見ておこう」という気持ちが湧きました。 これが結構正解でした! 人の死を非常にビジネス的に扱う病院勤めに嫌気がさした看護婦が、うまい具合に見つけた在宅介護士募集の広告に応募します。 その家は広大な土地に建つ大きな家で、住人は老夫婦のみで、そこに出入りするのは、その家の財産管理人と名乗る若い男だけ。 面倒を見なければならないのは、余命幾ばくもないとされる老人の方で、彼は発作の為に口がきけず手足もほとんど動かせない状態になっていました。 彼女は献身的に介護しますが、気になるのは物置になっている屋根裏部屋の一角にある開かずの扉。 家の女主人によると、彼らが引っ越してきた40年も前からすでに扉は開かなかったらしいが、ある日介護士の女の子が物置に入るとその扉がカタカタ音をたてた・・・。 声にならない声を出して、「助けて」と訴えつづける家の主人。 そしてある豪雨の日に、不自由な手足を動かして屋根伝いに逃げ出そうとする。 何にそれほどおびえているのか? 開かずの扉の向こうには何があるのか? 物語は意外な方に展開し、結末もなかなか。 全体的に一昔前のホラー映画という感じで、ストーリーもお決まりと言えばお決まりですが、そこがかえって新鮮でした。 そういうクラッシックなホラーものが好きな方にはおすすめ。 独断と偏見の評価:★★★☆☆(3.5です) クリックよろしくお願いします! → ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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