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テーマ:映画館で観た映画(8411)
カテゴリ:映画・TV
「怪談 お岩の亡霊」なるものを見ました。
1961年という40年以上前の古い映画です。 夏になると深夜にテレビでこういう古い怪談の映画をやってたような気もしますが、小さい時に見たきりで、このお岩の話にしても番町皿屋敷にしても、クライマックスの部分を知ってるくらいで詳しい内容は知りませんでした。 四谷怪談と言えば、最近は京極夏彦の「嗤う伊右衛門」がありましたね。あれを読んだときもわざわざ四谷怪談のストーリーを確認しようとは思わなかったので、、この「怪談 お岩の亡霊」という東海道四谷怪談の映画を見て、あらためてこんなストーリーだったのか・・・と思いました。 さて、ここからは完全にネタバレです。 ストーリをご存じない方、知っててもそれじゃもう一回見てみようかなと思われる方はご注意くださいね。 民谷伊右衛門はしがない浪人(私は仕官している侍だと思っていた・・・)。妻のお岩は夫が辻斬り強盗をやったことを密かに知って実家に帰ってしまっている。 そんなある日、伊右衛門は仲間の町人、直助がお岩の妹、お袖を嫁に欲しがっていると知り、二人で結託して姉妹の父を殺害、ついでにお袖の婚約者の男(実は人違い)までついでに殺してしまう。 これを辻斬りのせいにした伊右衛門は、父の敵を討つためには皆が力を合わせねばならないと説き、お岩を家に戻らせ、妹の方を直助に預からせる。 ところがいつまでたってもお金がなく、立身出世の見通しも立たない日々が続いた上、子供が生まれると、伊右衛門は病気がちなお岩との生活にすっかり嫌気がさしてしまう。 ちょうどそんな時に隣に越してきた羽振りのいい商家の娘は、じつは昔、道で伊右衛門とぶつかって以来、伊右衛門に恋焦がれていたという。 娘の願いをかなえてやりたい一心の父親は、良薬と称してお岩に毒を飲ませ、お岩を厄介払いしようとする。 ・・・そうなんです、私はお岩はてっきりだんなに毒を盛られたのだと思っていましたが、実は違うんですね。 毒を飲んだお岩の顔は腫れあがり、恐ろしい姿に・・・。 それを鏡で見てしまったお岩は怨みながら自殺、伊右衛門はこれ幸いと遺体を片付けて商家の娘と婚礼の式を挙げるが、どの人を見てもお岩に見えてしまい、娘とその家族を皆殺しにしてしまう・・・。 私の思っていたストーリーは、お岩がだんなを祟り殺して終わり。 商家の娘の話は知りませんでした。 その後、伊右衛門は憑き物払いのために寺にこもるが、そこに仇討ちにやってきたお岩の妹と人違いの為に殺されずに済んでいたその婚約者、裏切った直助に返り討ちに遭う。 ・・・とまあこんな話です。 皆さんはご存じでしたか? それにしてもこんな映画を映画館のスクリーンで見れるなんてさすが(?)パリですね。 独断と偏見の評価:★★★☆☆ 肌がピチピチの若山富三郎主演のこの映画はどうやらDVDにはなっていないようですが、1969年のものがありました↓ ![]() クリックよろしくお願いします! → ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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