ボンジュール･ド･パリ

前にご紹介したパリのレンタサイクル。
革命記念日の翌日の7月15日からサービス開始となりました。

当日いきなりその自転車に乗ってる人を数人見かけて以来、今もぼちぼち見かけます。
私もそのうち試してみたいとは思うんですが、なかなか機会がなくて。

そんな時、ふと疑問が。
というのもこんな場所を通りかかったからなんです。



ご覧ください、ここは30台くらいの自転車がずらり。
だいたい駅近にレンタサイクルのステーションがあるんですが、他はだいたい10～15台。ですからこの自転車の台数には驚きました。

・・・とそれはいいんですが、自転車がびっしり止まっていて空きスペースが全くない。

それでは他で借りた自転車をここで返したい場合、どうしたらいいんでしょうか・・・。

時間は晩の８時くらい。
仕事帰りで会社近くのステーションで自転車を借りて、ここまで帰ってきた人が全員返し終えた後というなら余計な心配なんですが、この時間に家の近くで返せないとなるとやっかいですよね。それに無料なのは（契約金は除く）最初の30分だけ。返す場所がなくて30分を過ぎてしまったらどんどん料金が加算されます。

人に聞いたところによると、返そうと思った場所がいっぱいだった場合、そこでおそらくパスを通すか何かして返そうとしたが返せないことを登録、そしてそこからさらに15分の猶予が与えられるとのこと。この時間内に別のステーションに行って、空いているスペースを探しなさいというらしいです。

ステーションはだいたい300m毎になるので、なんとかなるでしょうという話なんですが・・・。

そうですね、自転車だから300m移動するのはあっと言う間でしょう。この調子で600だって900だって行けるはず。
でもねぇ、1km先で自転車を返せてもあんまりうれしくないですよね。だって返した後は当然歩きだし。
そうするとあまり自転車を借りるメリットもなくなるのではないかと・・・。

自転車ってやっぱりドア・トゥー・ドアで移動できるのがメリットですからねぇ。

人が多く集まりそうな場所、住宅地などに自転車を返さなければならない場合は、レンタルは避けた方がいいのかも。

ちなみにこの30台もあるステーション、その後何回見てもいつもいっぱいでした。反対に会社近くのステーションでは自転車が1台しか残ってないなんてところもあったんですけどね。

自転車の回転率を見て、そのうちまた自転車の置き場所の数とかの調整があるのかしら？

皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！

→　

パリの日常の写真はこちらから↓