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テーマ:海外旅行(7210)
カテゴリ:旅
先日行ってきた旅行について、細かくご報告はできないと思うので印象に残ったことを思いついたときにちょくちょく書いておこうかなと思っています。
長くパリに住んでると、ヨーロッパってどこも似たり寄ったりという印象しか持てなくなってしまいます。ベルギーなど言葉が同じような国は海外という意識すら持てなくなるだけでなく、言葉が違う国でもあんまり新鮮味が感じられないのです。そりゃあ確かに、その土地土地の見るべきもの、おいしいものというのはあるし、それは楽しみでもあるんですが。 そんな中で初めて行ったウィーンは一味違うような気がしました。 私が根城とする「西欧」ではなく東との境の「中欧」に位置するからでしょうか? 風景もなんとなく違うし、人も違うなーと感じました。 なんだか皆、余裕があると言うか・・・。 お行儀もとてもよくて、少々緊張した部分もあります。 皆さん、信号はきっちり遵守しておられました。これにはちょっと驚いた。 ![]() そう言えば先日、この日記でも信号を守る守らないの話を書いたことがありました。 日本でも(というか私が住んでいた場所では)車が来なかったら、赤でも合理的に渡ることは多々あります。 そしてパリでは・・・警官ですら信号無視。 さらに車が通っている中をジグザグと車をかわしつつ、無理やり向こうへ渡ろうとする輩すらいます(これは見ててムカつきますが)。車の方が青信号なのに、赤で渡ろうとする人のために止まってあげたり・・・と少々わけのわからない世界でもあります。 ところがウィーンではたとえ車が一台も見えていないようなところでも、赤信号の間は誰一人として渡ろうとしません。 一度、すごく急いでいるときに人っ子一人通っていない小さな通りで赤信号にぶつかりました。普段なら躊躇せず渡っているところです。けれど郷に入れば郷に従え。さらに向こう側には小学生の男の子2人がやはりきっちりと信号待ちをしています。 旅行中でこれほどジリジリしたことはなかったですね~(笑)。 こうして待つ信号の長いこと長いこと。おまけに急いでましたから、余計に長かった。 そして地下鉄内。 結構広々とスペースを取ってあってよい感じ。 ![]() 優先座席の区別もはっきりしていて、混んでいても基本的に優先座席対象ではない人は座ろうとしませんでした。 私もそれに習ってそこには座らないようにしてたんですが・・・この写真の撮り方からして、完璧に優先座席に座ってますね、こりゃ(笑)。まあ旅行初めの方に撮ったものなんで、当時はそこまで気付けなかったと言えば言い訳になりますかね? こんなにお行儀のいい人々なんですが、一点だけちょっと理解不能なことが。 地下鉄のホームでは普通降りる人優先かと思うんですが、あんまり降りる人を最後まで待つという意識はないみたいですね。さすがにドアが開いた瞬間に我先に乗り込む人はいませんでしたが、最後の最後の人が降りるまで待つというわけでもなく・・・。 まああんまりなんでもピシピシとやられると疲れるので、これくらいがいいかとは思いますが。 ちなみにパリに帰ってくる飛行機内はもちろんフランス人だらけだったんですが、ウィーンの空港ですでに騒ぎまくり、さらに機内の安全確認説明の最後にワーッと拍手喝采したりという若者団体にいきなり遭遇したりして、疲れました。 まあこの人たちはちょっと特別だったのでしょうけれど、基本的にお行儀面ではウィーンの人たちにかなり劣るな・・・という印象です。 ただ車が来ないときには自由に道路を渡れる、この感覚はやっぱりホッとするかも。旅行から帰ってきて日が浅い今は、毎日この自由に喜びを感じています(笑)。 ![]() 皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします! ![]() → お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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