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テーマ:海外旅行(7196)
カテゴリ:旅
旅行までにドイツ語を復習しておこう・・・と思ってたのですが、結局何もできず。
私は説明文的なものを読むのがとても苦手なので、ガイドブックを読むので精一杯になってしまったのです。 説明文的なものというのはなんだかその世界に入っていきにくくて。 本でも映画でも、私はその世界に浸って理解していくタイプなのですが、説明文はどうしても第三者的な読み方しかできませんよね。それがダメなんでしょう。 ただし教科書は勉強しながら読むものなので、一応勉強することによってその世界に入ってるから大丈夫。けれど教科書の歴史は読めても、歴史を説明文的に語った別の本はダメ。 説明系はマンガになってるのが一番頭に入りますよねぇ、やっぱり。 とまあそんなわけで、ガイドブックも楽しみで旅行に行く場所のはずなのに、読むのがちょっとしんどいのです。けれどやっぱりお役立ちですよね、ガイドブックは。あらかじめ行きたいところをチェックするのはもちろん、現地でも見学の際にガイドブックの説明はやっぱり参考になるし。 難はガイドブックって結構重くて、旅行の終わりにはその重さが辛いということでしょうか。 かと言って、お世話になった、そして旅の記念にもなるガイドを捨てるわけにもいかないし・・・でなんとか持って帰るんですけどね。 家にはずいぶん古くなったガイドブックがこうして捨てられずに溜まっています・・・。 さて、話がそれました。 今日は言葉の話でした。 私ってドイツ語圏の人は英語も普通に話すもんだってずっと思ってました。 言葉がちょっと似てるし、発音も完璧に話すドイツ人が結構多かったもので。 だから最終的には辞書一冊持って行けばなんとかなるだろうという気持ちで、ドイツ語の復習にもあまり気合が入らなかったというのもあります。 パリからウィーンのホテルまでは一人で移動でした。 外国とは言ってもパリからですから、飛行機で2時間弱での到着だし、空港からホテルまでの行き方も一応確認していたので、その点では全く問題ないはず。 ウィーンの国際空港からWIEN MITTEというウィーン市内の中央駅とも言えるところまでは楽々移動。CATという特別ライナーでなんと16分で市内に到着です。 そしてその駅からホテルまでも一本で行けるはずなので、楽々のはずだったのですが・・・。 ここでやられました。 パリの地下鉄には2種類あります。 パリ市内を走るメトロ、RATPと果てはCDG空港にまで達する線もある郊外へ行く高速地下鉄RER。 ウィーンにも市内のメトロとパリのRERに値するS-BAHNというのがあるようでした。 S-BAHNのSはSCHNELL=つまり速いという意味です。 ホテルはウィーンの中でもどちらかと言うと郊外で、ガイドブックにある地下鉄マップにはギリギリ載っていない駅ではあったのですが、速い電車が通っているということで全然問題にしてませんでした。それになにしろS-BAHNの中でも15番というのに乗れば一本ですし。 ところが駅に着いてみると、その15番の乗り場がわからない・・・。 とにかくホームの番号はあっても何番線という表示が全然ないのです。 で、近くにいたちょっとハードロック系のお兄さんに聞いてみました。 →英語全く通じず。 で、学生っぽい2人連れのお兄さんに聞いてみました。 →英語ほとんど通じず。S-BAHNの15という意味がわからないようで、不安になりました。ただ、方向的にはこのホームから出る電車で間違いないので、次に来る電車でとりあえず一駅移動してみたら?ということだったので指示に従いました。 で、その次の駅にて。 時刻表のようなものを発見。ところがそれはどうも翌々日からの分らしく、当日のものは見当たらず。けれどその翌々日のを見ると、目的駅へ行く電車は1時間に1本しかない・・・。 私の確認したかったのは、「今日も1時間に1本しかないのか?」ということ。 で、通りかかった女性に尋ねてみました。 →全く英語話せず。しかし私が行きたい駅の名前を指し示したので、なにやら親切にドイツ語で説明してくれた。さらに通りかかった別の男性にも声を掛け、2人がかりでいろいろと説明してくれた(すべてドイツ語)。ほとんど理解不能でしたが、どうやら説明してくれているというより、私が行きたい駅については2人とも全く知識がないようで、あれこれ話しているだけと判明。なんとか頭の隅の隅からドイツ語単語を引っ張りだしてきて、(要するに)電車はないんですか?と聞いたところ、どうもやはりないようだった。2人ともとりあえず目的地にわりと近い○○の駅まで行ってみれば?と言ってくれたけれど、これもどうも不安。 この頃、少し冷静になってきて、ようやくホームの表示に目が行くようになる。 そしてS15番線などというホームは存在せず、同じホームにS2やらS10やらS15やら、いろんな種類の線の電車が発着するということが判明。 結局、あと20分も待てばその1時間に1本の電車が来る時間だったので、焦らずその電車を待つことにして一件落着。 ・・・というわけで、観光客相手の商売の人は当然英語を話すのですが、一般の人は皆必ずしも英語がわかるようではありませんでした。「ドイツ語圏の人は皆英語を話す」というのは偏見でしたね・・・。 けど考えたらパリだって同じ。 観光都市と謳っておきながら、実際にどれくらいの人がパリで上記の私のような状況に陥っている人をスムーズに助けることができるでしょうか?観光客がよく来るスーパーの店員でも英語は話せないみたいですし。 メトロが突然故障して、途中の駅で全員降りなきゃいけなくなったとき、それを知らせる放送はフランス語だけです。こんな場合、観光客がいたら不安だろうなーと何度思ったことか。 まあでもそれも旅の醍醐味の一つなのかもしれませんけど。 結局、とっさの場合に自国語以外で親切に放送してくれる国なんてないだろうし。 しかし私はドイツ語をもうちょっとやってればなー・・・と激しく後悔したのでした。 さらに旅行中は昔やった単語がちらほら思い出せるようになったので、この感覚が残ってる間にもうちょっと復習しとこうかなという気になってします。 楽天に「ドイツ語のお勉強」コーナーみたいなのありましたっけ? このテーマに参加した日記でも書けば長続きするでしょうか? なんかいい勉強法があれば教えてください。 開店休業中。 皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします! → お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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