マリア様!
~Oh, Maria !~●2回目の英語の授業に出るため、今日はバスに乗りました。なぜなら昨日リスニングが足りてないから。これまで試した結果、電車よりバスの方が音声が聞き取り易いような?乗客は私だけでしたが、暫くすると私の隣と前にも人が座りました。「やっぱり聞こえない。。。」香港在住の日本人の初めのストレスはたぶんこれ!香港の人は声が大きい。日本人が60%の音量なら、香港人は120%(嘆)(でもこちらは外国人。香港は基本的に香港人=中国人のもの。慣れるしかありません。)音量を上げましたが耳が壊れると思い、ipodは止め宿題に目を通していると今度は勢いよく走るバスに酔ってしまいました(涙)しばし寝ることに。(苦笑)近くの公園を散歩してリフレッシュした後、学校へ向かいました。●カウンターに行くと、これまでやりとりをしていた英国留学経験のある、Alice(中国人の女性)と挨拶を交わしました。私の名前も覚えてくれていて嬉しいスタート♪websiteのlicense keyをどうしたらもらえるか聞きました。早く行ったせいか、key numberをもらった後、時間の余裕があったのか、親切にその後の一連の作業も画面を使って教えてくれました。◇Early birds catch the worms. ~早起きは3文の徳~ ~L'avenir appartient à ceux qui se lèvent tôt(フランス語:未来は早起きする人のもの) ~時間までコーヒーを飲みながら、カウンター前の待合室はは私一人。するとそこに金髪の女性が入ってきました。「先週、授業にでれなかったので、今日が初日なの。どうしたら良いか教えて!」とAliceに聞いています。 「彼女が先週来るはずだったフランス人?」と心の中で期待します。そしてチャイムが鳴ったので、指定の部屋に行くとガラ~ん。誰もいません。。。おかしい。部屋を間違えたかな???確認の為、カウンターに戻るとさっきの金髪の女性が、電話中で対応できないAliceを待ちきれず、「どこに行けば良いの?」と私に聞いてきました。「どのレベルなの?」と聞いたらなんと私と同じ!クラスの場所はあっていることを確かめて、クラスルームへ♪私「Nice to meet you!」(満面の笑みで)彼女「Nice to meet you,too!! I am Marie」(にこにこ!)私「Hi, Marie! I am bonnes idées!! (もちろん この時は本名です。)「私は日本人なの、あなたは?」と聞くと、彼女「 I am Canadian but I speak French」私「 !!! 」何?おお~♪♪♪とうとう来たこのタイミング!!!香港駐在が急に決まり、やりかけたのフランス語への情熱を忘れないようにと、つけたこのブログ名がきっと喜んで泣いている~(涙)人生には「忍耐強さ」が大切なのですね~!そして先週度胸がついたおかげで、二人しかいない部屋で自己紹介をしあいました。彼女は去年の10月に香港に来て、今フランス語を小学生に教えているとのこと。すかさず、私が「フランス文化に興味があって、もし英語がある程度使えるようになったら、フランス語を習いたいと思っている」と伝えると、Marie 「それじゃ、私に聞かなきゃ!」You have to ask me!私「フランス語を教えて♪もし興味があれば私が日本語を教えれるわ」Please teach me French,so I could teach you some Japaneseif you are interested in. Marie 「いいわね!」(にこにこ!)誰か私の頬をつねって下さい(涙)いつか教えてもらえる事になるかもしれません。。。それにしても何と言う巡りあわせ!私は無宗教者ですが、思わず心の中でマリア様に祈ります!~Merci infiniment!!!~ 本当にありがとうございました!!!(じ~ん 涙)そして彼女はフレンドリーかつオープンな20代位。とても話しやすい!●打ち解けた後、先生が入ってきて急に頭が切り替わります。肝心なのは授業なのだ!でもクールな先生ちょっとあわてている!先週は6人だった生徒が、今日は2人?でもさすがプロ!多少たじろぎながらも内容に触れ、二人で宿題を演習できるように説明をしてくれます。先生の進行方法はとても勉強になります。それにしてもみんなどうしたんだろう?先週の授業が合わなかったのかな~●ところで今日の宿題は、「もらったメールに対する問題へのアドバイスを電話でする」です。状況:◇Aさんの部署のプロジェクトが難航していて締め切りに間に合わない様子。更に長時間労働を強いられている為、職場のモラルが低下している。どうしたらいいかを別部署の同僚にアドバイスが欲しいので今日か明日会えないか?とメールで訊いている。◇Bさんは別部署の人。Aさんからのメールを読み、どう対処するのか?(ふ~っ)あなたがBさんならどう答えますか?(私には高度! 涙)←これが宿題。先週授業にでていないMarieがいることもあって、演習をする前に、二人でディスカッションをして欲しいと先生が促します。・何を伝えるべきか?・あなたならどんなアドバイスをした方が良いと思うか?矢継ぎ早に聞いていてきます。後は生徒主導で進み、先生はそれを見守ります。そして先週でたのは私だけなので、自分の考えをMarieに伝えます。その時「中国本土出身のミッシェル」が入ってきました。遅れた彼女は、まず私たちのやり取りを見ることになりました。☆私「まず現状か変わっていないかの確認、そして締め切りが遅れたとしたら、それに対してどの位の被害が発生しそうなのか?もし疲れきっているメンバーがいるならちょっと休みを取らせるとか、もし権限があるなら上の人に相談して、スペシャルボーナスをもらえるように頼むなど、、、」言い終わって、私からMarieにも「何を聞いたらいいと思う?」と尋ねます。Marie「こういう経験はないからわからないわ~」私「Me neither, but let’s think about it!」私もよ、でも考えてみましょ!今日も積極性が加速します。彼女はしばし考え、☆「私もやる気がでるように、何か報酬を与えるようにすると思うわ!例えばもし締め切りに間に合ったら、をプレゼントするとか!」(私が驚いて反応すると友人でそういう経験がある人がいるという。。。世界は広い!)先生「コストがかかるわね。大企業ならできるかも。でも締め切りが迫っているのよ。もしプロジェクトが終わった後ならいいわね。ミッシェルはどう思う?」と遅れてきた生徒を自然にディスカッションに参加させます。(さすが!)そしてミッシェルが☆「臨時に人を増やすようにお願いする、とか、締切がどの位遅れそうなのかの確認をするとか、、、」と色々意見を出してくれます。それに対して先生がアドバイス。明確な答えは言いませんが、基本こういう授業の運び方です。ふむ~「英語を習っている」というより、「ビジネスでこういうことが起こったとき英語でどう答えるか」を演習するのがベルリッツのやり方なのかな~と思いました。やっぱりベルリッツにして良かった~(回し者のようですが、私にとってです。あくまでも)難しいけど良い訓練。体感した学習はたぶん忘れない。そしていつか使える日が来るかもしれません。そして次は別のメールの要約へ(苦手。汗)またもや「誰がやりたい?」と促され、私が練習の為にまた名乗り出ました。そして、なんとかまとめ、一応OKをもらえました。毎週挑戦すればと何なくこなせるようになるかな~●そして授業の後半になってエクアドル人、ブラジル人が入ってきました。(朝が弱いのか、宿題が怖かったのか?笑)その後、授業の流れはこんな感じです。・新しいボキャブラリーをいくつか覚え、それを他の英語に置き換える ↓・覚えたボキャブラリーを、日常生活で使える場面を想定して、文章を作る~状況が良くなる~という文章を作る過程で、私「英語を勉強し始めた時は理解するのが難しかったけど、少しだけ勉強したら状況が良くなって、少しわかるようになった」と言うと、先生「(怖めに)ここは上のクラスなんだから、自信をもって、≪英語を勉強したから、今は理解できるようになった≫と言った方がいいわよ。」と言い直されました。この態度は日本でやると、たぶん「はみ出し者」外国では「遠慮」=「自信がない」とみなされる。。。そこで「たぶんそういう言い方は日本特有のものですね。ここでは日本文化は忘れます!」と言ったらみんな大笑い!(みんなの日本人像は同じ?)その後は、自信を持って答えるようにしました。(香港生活が長くなったら、使い分けなきゃ。正直面倒です。。。)最後に、前置詞、動詞がバラバラになったカードを渡され、それを一つの意味のまとまりになるように、並べてその後先生と答え合わせ。そこでチャイムが鳴って、今日の授業は終了♪最後にブラジル人がwebsiteのlicense keyを聞くと、先生「Bonnes idéesが知ってるので彼女に聞いて!」とクールに部屋を後にします。先生よくご存じ!カウンターで確認したのね、きっと。みんなから「ありがとう♪」と言われちょっといい気分♪今回も和やかで楽しくそして難しく、為になる授業でした。今日も脳味噌が熱くなりました(笑)●帰りは駅まで、エクアドル人のアンジェラとMarieとおしゃべり。途中で本土から来た香港に住んで10年以上のミッシェルが私の肩をトントンとたたき、一緒色々とおしゃべり。(長くなるので内容は割愛します)あれやこれや話し、良い感じ♪Marieは午後、フランス語の授業があるのでまたね!と言って明るく別れ、アンジェラと私は彼女お勧めの「元気寿司」に行き、なんと御馳走になって帰りました。。。(今度は私が払わせてもらおうっと。)彼女は社長夫人。夫の仕事を手伝いながら、英語学校も2校通って忙しそう。でも気さくで優しくとても明るい元気な方です。それにしても、香港の面白さってこういうことなんですね。。。本当に色々な人がいます。日本ももっと外国人に門戸を広げたら、こういう自由な雰囲気の国になるのかな~(せめて横浜だけでも、そういう場所になれば良いのに~)こうしてかなり濃かった2回目の授業は終わりました。♪....Merci beaucoup....♪