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2016年11月04日
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 気象庁は,地震が発生した際に地震の規模や位置をすぐに推定し,これらをもとに沿岸で予想される津波の高さを求め,地震が発生してから約3分を目標に,「大津波警報」,「津波警報」または「津波注意報」を発表します。

 この時,予想される津波の高さは,通常は5段階で発表されます。しかし,地震の規模(マグニチュード)が8を超えるような巨大地震の場合,精度のよい地震の規模をすぐに求めることができないため,その海域における最大の津波想定等をもとに津波警報・注意報を発表します。そのため,最初に発表する大津波警報や津波警報では,予想される津波の高さを『巨大』や『高い』という言葉で発表して,非常事態であることを伝えます。

 この基準は,東日本大震災を踏まえ見直されたもので,『巨大』という言葉を見たり聞いたりした場合には,東日本大震災クラスの津波が襲来すると考え,ただちに高台へ避難することが必要です。

種類

発表基準

発表される津波の高さ

発表される値(高さの区分)

巨大地震の場合の発表 

 大津波警報予想される津波の高さが高いところで3mを超える場合

10m超(10m超)

 巨大

10m(5m~10m)
5m(3m~5m) 
 津波警報

予想される津波の高さが高いところで1mを超え、3m以下の場合。

3m(1m~3m)

 高い

 津波注意報

予想される津波の高さが高いところで0.2m以上、1m以下の場合であって、津波による災害のおそれがある場合。1m(.2m~1m)(表記しない)


 津波警報や注意報は,震源が陸地に近いと津波の襲来に間に合わないことがあります。また,沿岸の地形等の影響により,局所的に予想より高くなる場合もあります。たとえ予想が低くても安心せず,津波警報や注意報の最新情報等に注意しながら,速やかにより高い場所を目指して避難することが大切です。
 改めて津波・防災への知識を深め,日頃の防災対策にお役立てください。






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最終更新日  2016年11月04日 08時48分37秒
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