北風に鍋焼饂飩呼びかけたり 子規
1897年(明治30年)の作品です。
彩色木版画集『四季の花』は、
明治四十年九月に夏の四帖と冬の一帖が、
翌年の明治四十一年九月に春の三帖と秋の二帖が、
当時の彫師・摺師により木版画化され芸艸堂より刊行された。
合計二百三十余の図版に五百三十余の花卉が描かれて、
全十帖で完結している。絵画的要素が大きい草花図譜として、
日本画家はもとより、工芸家にとっても参考に資する内容となっている。
本書は、この木版画集より百五十余図・約三百種の花卉を、
おおまかに四季に分類して収録している。
俳句の創始者、正岡子規は
34年という短い人生で、
苛烈な人生の中
明るく愉快な句を
なんと2万4千ほど詠んだとか‥
(子規365日、夏井いつき)
こんなにも無邪気で軽快で明るい子規がいたなんて──
365日を俳人・正岡子規の365句で、
まるごと味わおう!
愛媛在住、MBS「プレバト!!」俳句コーナー講師で大人気の著者が、
34歳志半ばで逝った子規の世界をていねいに読み解く快著。
夏井いつき(ナツイイツキ)
1957年愛媛県生まれ。俳人。俳句集団「いつき組」組長。8年間の中学校国語教諭を経て俳人へ転身。94年「第8回俳壇賞」、2000年「第5回中新田俳句大賞」受賞。創作活動に加え、全国高等学校俳句選手権「俳句甲子園」の運営、MBS「プレバト!!」俳句コーナー出演など全国的に幅広く活躍。松山市公式俳句サイト「俳句ポスト365」、朝日新聞愛媛俳壇、愛媛新聞日曜版小中学生俳句欄、各選者。15年より初代俳都松山大使
時候の挨拶一覧(3月初旬・中旬・下旬)
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