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テーマ:ブラジル生活(499)
カテゴリ:サンパウロの生活
ちょっぴりご無沙汰してしまいました。
ネットに飽きたわけでも、いそがしかったわけでもありません。 単に、突然の滝のごとくあふれ出る「鼻水」~~~に襲われ、高熱で動けなかったのです。 そういうことがよく起きるのが、ここブラジル・・・。と言っても私だけかもしれない・・・。何せ弱っちいので。(泣) 日曜は物凄くハードな一日でした。 朝は日本語関係のコンクールへのボランテイア、昼からはボーイスカウト関係のバザーの奉仕。その間、鼻水で大変なことになっとりました。(汚くてすみません) あふれ出る鼻水をふき取るために費やしたトイレットペーパー(ええ、ティッシュのようなこじゃれたものではないです)、ゆうに2ロールは越えたのではないでしょうか。ついには、頭や顔面が麻痺してきて、目までまともに開けられない状態になり、ボランテイアもそこそこに帰宅したのでした。 たかが鼻水・・・と思っていると、翌日、体が動かないほどの高熱に見舞われてしまいました。39度。熱さましを飲み、熱が下がっても、体が動かないのです。 子供たちは学校、ダンナは当然お仕事に行ってしまい、体が動かない状態での一人ぼっちの家の中というものはかなり寂しいものだなあと思いながら、ひたすら寝ていました。とりあえず、生徒達にクラスのキャンセルの連絡をし、後はベット。 夜まで、何も食べず、ただスポーツ飲料で水分補給をして、ダンナの帰りを待ちました。 だんなが帰るとすぐ、病院へ連れて行ってもらい、炎症止めと熱さましの注射をしてもらいました。炎症止めの注射・・・オシリに打つのですが、物凄く痛いのです。打たれている間中、声がでてしまうほどで、打った後、なさけないことにしばらくびっこを引いていました。(笑) 医者が処方してくれたのは、「AMOXIL」という抗生物質・・・。 抗生物質・・・・慢性の蓄膿症の私は 何度この薬にお世話になったか知れません・・。 何が恐怖かって・・・・とにかく高いのです。 一年前に鼻茸ポリープが見つかり除去手術するまで、毎月のように蓄膿症になっていた私は、痛みより何より、その値段が恐怖でした。 たいてい、120へアイス以上はしていましたからね。 120へアイスと言うと、新作CDが4~5枚は買えるし、素敵なフレンチレストランでのコ-ス料理が一人分食べられてしまいます。 今回も、 「嗚呼、また抗生物質にムダ金を使わなければならないのか・・。」 とガックリきていました。 しかも、年々値上げが常識のブラジルで、一年前以上に値上がりしてるんだろうなという覚悟もしていました。 と、ところが、 「30へアイス」 だったんですねー。 っというのも、現サンパウロ市長のセーハさんが健康保健省大臣だった時代に、「GENELICO」を合法化してくれたからなのでした。 「GENELICO」というのは、オリジナルの薬の配合を守った、他の会社の作った薬のことです。 以前は、オリジナルしか売ってはいけなかったため、特許をとった会社は莫大な利益をつけて売られており、消費者達は薬代の負担がかなりきつかったのです。 ああ、ありがたや~~! 私はサンパウロ市民ではないのですが、急にセーハさんが大好きになってきました! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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