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テーマ:ブラジル生活(499)
カテゴリ:サンパウロの生活
昨日、ブラジルで一番人気のある遊園地、 『HOPI HARI』へ行ってきました。
5年前ぐらいに完成したものの、遊園地嫌いの私達夫婦は今まで行かずじまいで、子供がかわいそうだと思い、思い切って行くことにしたのです。 サンパウロ市を横切って、高速道路に入り、目的地まで2時間半。 運転嫌いの私ですが、夫の参加を待っていたらいつ実現するかわからないので、夏休みを利用して三人で行って来ました。 HOPI HARIに着くと、その広い駐車場使用料を12へアイスもとられました。高いと思ったけど、まあ一日置いておくのだし、仕方ないかと諦め、遊園地に一番近いスペースに停めました。 夏休みの年一番の儲け時に ひろーい駐車場の10分の一も埋まっていませんでした。 駐車場出口で 太鼓のバチのようなものを持った男性が何人か立っていました。鼓笛隊の人たちかな?なんて思って横切ろうとすると、 「かばんチェックさせてください。」 とのこと。 まあ、ここはブラジルだし、危険物チェックね~と思っていると、なんと、 食べ物持ち込みチェック だったのでした。 ここは園内飲食物持ちいり禁止で、食べ物は園内の飲食店を利用して欲しいとのこと。 わかるけど・・・そこまでするかあ?と思いましたね。 だって、太鼓のバチのようなもので、押したり、かばんの中をかき混ぜたりするんですよ。嫌な気分になります。 それから、入り口に進むと、なにやら凄い行列がありました。 前もって前売り券を購入しておいた私は てっきりそこに並ばなくてもよいものだと信じて疑ったいなかったのですが、なんと、私の購入したものは、 入場券引き換え券 だったのです・・・・。(涙)そんなことがあってもいいのだろうか・・・。 入場券に取り替えてもらうため、結局炎天下の中、その行列に30分並ばされました。 しかも、行列があるのに、窓口は二つだけ。 係りのお姉さんももたもたと作業を2~3分もかけて行っており、この時点でもう帰りたくなりました。 ![]() コレが行列! そんな感じで入場券を受け取り、いよいよ入場!の段階で、私の入場券が機械に通らなかったのです。(涙) 入場ゲート内の入り口をいろいろ試しても通らないので、結局入場券を通さずに入れてもらいました。何のための入場券だったのだ?? 中に入ると、石畳の道がまっすぐとのびており、その周りにアトラクションやショップ、飲食店が並んでおり、デイズニーランドのノリでした。まあ、デイズニーランドよりはずいぶんちゃちいけど・・・。 ![]() デイズニーを意識しているなと思った点は、 *5つのテーマゾーンに分かれている。 *そのゾーン別にテーマに沿った飲食店やお土産店がある。 *石畳の通り沿いにポップコーンやアイスやが点在。 *ときおり、お土産の屋台がある。 *アトラクションの順番待ちをする柵や、乗り入れるときの柵がまったく同じ。 *ショーを見ながら食事を楽しめるレストランがある。 *水を使ったアトラクションで、設置カメラで写真を撮ってくれるサービスもある。 *お土産が比較的種類が多く、値段も手ごろ。 ブラジルのお土産は高くて、ぼろいという印象があるので、これは画期的。 Tシャツはプリントデザインがよかったし、カップもなかなかシンプルで可愛かったです。 などです。 でも、 *アトラクションは 高速で激しいものが多く、私のように胃が弱い人は乗れないものが多い。(小さい子供用のアトラクションはかなりある) *パスポート入場料を払ったにもかかわらず、中で別途に払わなければならないアトラクションが多すぎる。 *年一番の儲け時だというのに、壊れて使用できないアトラクションがいくつかある。使用中に止まってしまったものもあった。 *食事の種類が貧弱。ハンバーガーやホットドッグなどのスナック類ばかり。 という点もあり。 最初は欠点ばかりに目がいったけれど、世界最高レベルのデイズニーと比べるということ自体が間違っているというもの。 デイズニーを意識した効果か、ブラジルにしては結構まともな遊園地だという印象でした。 それよりもね、やっぱりここはブラジル。 遊園地自体よりも、人が面白いのです。 入場時の行列の苦情もすごかった。 「責任者はいるか、責任者を呼べ!!」(←結局呼ばなかった係りのお兄さんもツワモノ) 「はい、お次の方!」(←客が言っている) 「おせーよ。早くしろー。」 (←親が子供に言わせている。子供の頃からクレームのつけ方の特訓か?) 「は・や・く!は・や・く!」 (←そのうち大合唱) それを聞いて、無視しながらマイペースで作業をこなす受付のおねえさんも大したものです・・。 アトラクションで あっという間に終わってしまったら、 「もう一回!もう一回!」 合唱。足踏みや手拍子までも合わせて、他人同士なのにすっごい団結力。 明るくて、元気。 しつこく続くもう一回コールに 係りの人も応じて、たっぷりとサービスしてくれるところもブラジル。 アトラクションに乗るときも、自分の番が来て、安全バーまでも下がったのに、立とうとする人も多数。それも特別必要のないときに。 日本ではありえない。 そんな感じで、閉園間際までしっかり堪能した私達。 帰りの車では 子供達は爆睡でした! ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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