『聖なる母と透明な僕』田口ランディ
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 世界に耳を澄まし、目を凝らし、 感じたままを言葉にしたとき、それは祈りになる。 生きることと死ぬことを見つめ続ける作家の鮮烈な鎮魂と祈りのことば。相変わらず「生きること」そして「死ぬこと」を中心に医療、犯罪、精神や生き方のゆがみ、宗教、そして真の幸せとは?など幅広いテーマで興味深い話題満載のランディさんのエッセイ。思わず頷く箇所がたくさんあって、読み終えると本が付箋でいっぱいになっていましたでも、色々なところに貼った付箋は結局はこの一節に集約されるのかもしれません。 気づくことに気づかない限り、永遠に救済は来ない。 もしかしたらそれを地獄と呼ぶのかもしれない。 ( 本書より抜粋 )現状に<足る>ことを知らない飢餓地獄はこの豊かな世界に一番根深く巣食っているいる病理なのでしょう。 * * * * * * *※より詳細なレビューを別室にて公開しております。購読ご希望のかたは、コメント欄かメールフォームにてお申し込み下さい。(先日、お申し込み頂いた方には、明朝までに移行先を御連絡致します)