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カテゴリ:中国
旧日本軍が戦争中に中国に遺棄した科学兵器は現在、発掘して梱包した砲弾などを保管するにとどまっており、焼却といった本格的な処理作業には至っていない。
この発掘、回収や廃棄処理を担う処理施設を中国に建設する費用として、日本側が2000億円拠出することが決まった。これは当然のことだろう。 その候補地は吉林省のハルバ嶺というところ。北朝鮮に近いところだ。ここにはすでに大量の科学兵器が埋まっている。 事業規模は発掘・回収関連施設が800億円前後。廃棄処理施設が1200億円前後の予定だ。日本が海外で実施する事業としては過去最大規模となるらしい。 また遺棄化学兵器で各地に点在しているものに関してはトレーラーの荷台に炉を搭載した移動式の処理施設も導入する方向のようで、約30億円の経費を計上する考えだ。 この処理施設建設は最優先課題の1つと位置づけていて、早期着工が待たれている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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