カテゴリ:中日比較文化
今日の午後、組織内の上下関係の厳しさについて書きましたが、先ほどのニュースで、関連のニュースが入りましたね。
上司が部下に対して、「お前の存在が目障りだ」「いるだけで、みんなに迷惑なんだ。お願いだから消えろ」というようなことを言いましたね そういうことばかり言われて、どうすればいいかわからなくて、自分の欠点ばかり思い出し、自分がいやになったと、遺書に書いて、31歳の会社員が自殺してしまったんですね。 その後、妻が会社に対して訴訟を起こし、労災と認定されたそうですが、上司の暴言による自殺が、労災と認定されたのは初めての例だそうですね。今までは、上司の暴言による被害は、まったく放置状態だったと弁護士の方がおっしゃっていましたね。 これで、上司も部下に対する怒り方に、もうちょっと気を使うようになるのではないかなと思いますね。 中国では、まずそのような怒り方は考えられませんし、本当にそう言われたとしたら、冗談だと思われるか、けんかになったと思いますね。 自殺した会社員が反撃できなかったのは、やはり相手が上司だからではないでしょうか。上下関係の厳しい社会では、上司とけんかするなんて、とんでもないことでしょうね。 旅行で日本に来たことがある中国人は、「日本はすばらしい!」と言わない人はいません。「どこもきれいで、だれもが礼儀正しい」と言うのです。それは確かです。影の部分を見なければ、地上の天国に近いと思いますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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