カテゴリ:中日比較文化
浴衣って、サイズはほとんど関係なく、どんな体型の人でも、着られますから、いいですね。背があまりにも高いと、丈が短めになってしまうこともあるようですが、短いなら短いなりの味があるような気もします。
ただ、唯一不便なのは、帯がなかなか自分で結べないことですね。帯さえ、もっと簡単に結べるようにすれば、世界中に広めることも可能ですけれども。たとえば、止め具で簡単に止められるようにするとか。 わたしは、中国へ帰っても自分で着物が着られるようにと思って、着物の着付け講師の資格まで取りましたが、結局、面倒ですから、一度も着たことがなく、今では着付け方まで、忘れてしまいました。きれいな着物を何着もいただいたのに、宝物の持ち腐れになってしまっています 中国のチャイナドレスは、体型によって、全部サイズが違ってくるし、サイズだけではなく、出るところが出て、くびるところがくびるようになっていないと、ぎこちなく感じるので、結局オーダーメードが一番よいということになります。 しかも、体型が変わるたびに、新しく作らなければなりませんから、きわめて不経済です。チャイナドレスは、実はもともと満民族の衣装で、漢民族のものではなかったんですね。 だから、一体どの王朝の衣装を民族衣装の正装にすればよいのか、今いろいろと議論されているところです。 わたしは、唐王朝の衣装が一番きれいで、しかもモダンな感じがするので、それを復活してほしいなと思いますけれども。日本の着物も、唐の時代の衣装が元になっているのは、そのときの交流が盛んだったということもありますが、結局きれいだからなんですね。 ぜひ、唐の衣装の復活に向けて、ファッションデザイナーの方たちにがんばってほしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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