日々を描く
有名な景勝地や渡り鳥が飛来する池を訪れたり、人生を左右するようなイベントがあったり。そういう特別な時って写真の撮り甲斐があるよなぁと、いつも思います。でも毎日は平坦で、これと言って劇的なことが起こるわけではない。写真を撮っても、目を見張るような感動的な写真にはならないことが多い。そんな毎日の中でも、生活の中には光が差し込んで、人が生きている。ほんの少しの「いいな」と思った日常の光を、自分の生活の一部を撮っておこうかなと思い、数枚撮ってみました。どちらも明け方。LDKに窓が1箇所(写真の左側)しかないので、朝は斜光が綺麗です。明け方は外の音も全然ないので静まり返って、穏やかな、神聖にすら感じる時間帯・空間です。これを残しておいてどういう作品に仕上げていくかは全く決めていないのですが、溜まったら何か見えてくるものがあるかもしれませんね。