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嗚呼!哀愁の我が音楽人生

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2016.11.06
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カテゴリ:guitar
特製のFUZZが時折不調になることをもう何度か書かせてもらっていますが、
気になっていろいろとネット検索して調べてみると、あることが判りました。

ゲルマニウムトランジスタを使ったFUZZは温度に弱く不安定だということ。

ロックギター黎明期の1960年代、レコードで聴くことのできるあの荒々しい歪みはゲルマニウムトランジスタを使用した初期のFUZZです。しかしゲルマニウムトランジスタは温度環境に機敏に反応してしまい非常に不安定で、その症状は音の粒立ちが極端に悪くなったりサスティンが無くなったり・・というもののようです。

まてよ、これってまさに自分のFUZZが不調の時の症状ではないか?

このため、ゲルマニウムはすぐに使われなくなり、安定性の高いシリコントランジスタが使われるようになったそうです。ただ、面白いことに、シリコン製になったことで音も変わってしまったとのこと。
ゲルマニウムファズの代表格として有名なのはジミ・ヘンドリックスも使用していた丸いFuzz Faceです。バリンとした荒々しいサウンド、そしてFUZZをかけたままギターのボリュームを絞ったときに得られる「鈴鳴り」とよばれるサウンドは、まさに60年代の英国ロックのレコードで聴くことのできるそれでしょう。ボリュームに対する追随性が良く、シリコンファズよりもオーヴァードライブ・ブースター的なサウンドキャラクターを持っているといわれるゲルマニウムファズ。この音を追い求め、現在においても、不安定なのを承知の上で、今は作られていないゲルマニウムトランジスタを使ったFUZZを欲しがる人が後を絶ちません。

今は生産されておらず希少価値の高いゲルマニウムトランジスタですが、でも相変わらず新製品においてもゲルマ・ファズは作られています。要は在庫としてストックされているゲルマニウムトランジスタを使っているだけのことなのですが、そのうち在庫が無くなる日も来ますよね。どうなるのかな?

ということで、私の使っているFUZZはゲルマ・ファズなのか、中を開けて調べてみました。

まずは外観です。このFUZZは音楽仲間のブルースマンTEXさんが、60年代英国ロックのサウンドを目指して、The AcceleratorSの私のために特別に作ってくれたものです。市販品ではありません。


裏蓋のネジを外すと、蓋の裏側には作成者TEXさん直筆のサインが。
~Texface SP. hurry SP.Fuzz made by Tex~
その名も"UK R&R FUZZ"
いつ見てもなんだかカッコよくて感動します。


そして基盤を確認。
間違いありませんでした。型番を見てもその円筒形の形を見ても、ゲルマニウムトランジスタですね。


これで、時折不調をきたすのはなぜなのか分かった気がします。温度環境に弱いゲルマ・ファズの特性だったようです。しかし、今まで不調になったときはいつもライブ直前だったりします。リハの時は大丈夫だったのに、始まったら音がおかしいということになるのです。そして不調になるのは野外のライブが多いのも納得がいきますね。
まあ、FUZZを外してのリカバリの方法もある程度分かっているのですが、やはりこの特製FUZZ、いろんな方から「往年の音がする」と言っていただけるため、今後も末永く使っていきたいですね。





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Last updated  2016.11.06 21:56:42
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